F1ベトナムGPに決断の時 政府が日本・イタリア等からの入国を拒否
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ベトナムのグエン・スアン・フック首相は2月25日(火)、韓国、日本、イタリア、イランおよび“新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例が報告されている他のすべての国および地域”からの訪問者の入国拒否に関する指示書を公布した。
これにより、フェラーリ、アルファタウリ、ピレリなどの多くの人員がベトナムに入国することができず、当然、日本から入国禁止はホンダにも影響が出る。
イタリアでは北部のロンバルディア州で今月21日から新型コロナウイルスの感染が相次いで明らかになり、イタリア全土で322人の感染が確認されて、このうち10人が死亡し、北部の11の自治体が事実上、封鎖される事態となっている。
火曜日、バドミントンのオリンピック予選イベントであるベトナム国際チャレンジが、新型コロナウイルスの感染を考慮して6月まで延期された。
現在、F1ベトナムGPの主催者側はレースは問題なく進めるとしているが、ハノイ近郊のコミュニティはすでに検疫下に置かれ、今回の新たな裁定はF1の物流に大きな影響を与えることになる。
ベトナムのメディアによると、政策は「国務または排他的事項のためにベトナムに入国しなければならない人々は、政府が国民の健康宣言手順に従い、14日間隔離に滞在するよう要求する」としている。
新型コロナウイルスに襲われた国の市民は、流行のない地域であっても、ベトナムに入国する際に健康宣言を提出し、必要とさらなる手続きを行わなければならない。
カテゴリー: F1 / F1ベトナムGP