元F1王者セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドのテストを表敬訪問
シルバーストンテストでダニエル・リカルドに注目していたのはレッドブルだけでなかった。元F1王者セバスチャン・ベッテルも挨拶に訪れていた。

2023のリザーブドライバーとしてレッドブルに復帰したリカルドは、イギリスGP後の火曜日、ピレリのタイヤテストの一環としてシルバーストンでRB19のステアリングを握るチャンスを得た。

しかし、このテストはピレリを助けるだけのチャンスではなかった。レッドブルはリカルドのタイムを注視し、マクラーレンでの悪夢のようなシーズンを終えたリカルドのパフォーマンスを見極めようとしていた。そして、リカルドにはもう一人、元チームメイトの野次馬がいた。


セバスチャン・ベッテルがレッドブルのガレージでダニエル・リカルドを出迎える
二人はリカルドのレッドブルでのチームデビューシーズンである2014年に1シーズンを一緒に過ごし、その後ベッテルは翌シーズンにフェラーリに移籍した。

ベッテルは2022年シーズン終了後に引退し、F1サーカスから離れた時間を楽しんでいるが、2023年のF1パドックでは見慣れない顔とはほど遠く、リカルドがRB19を文字通りスピンさせる準備をしているとき、リカルドを出迎えた。幸いなことにダメージはなかった!

ベッテルが次にセンセーショナルなレッドブル復帰を果たす可能性は? おそらくそうではないだろうが、F1の世界では決して「絶対にない」とは言えないことを我々は学んだ。レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーがリカルドがレッドブルのラインナップに戻ることは計画にないと言った数日後、リカルドは復帰に大きく近づいた。

レッドブルは火曜日、2023年F1シーズンがわずか10レースを終えた時点で、リカルドがニック・デ・フリースに代わって姉妹チームであるアルファタウリにレンタル移籍することを発表した。

ハンガリーGPがリカルドの復帰戦の舞台となる。このイベントは、2014年にレッドブルでの初優勝を飾ったリカルドは8勝中2勝目を挙げた。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング / ダニエル・リカルド