セバスチャン・ベッテル、故マテシッツ氏を追悼して“レッドブル”ヘルメット / F1メキシコGP
セバスチャン・ベッテルは、今週末のF1メキシコGPで、先週亡くなった創業者兼共同オーナーのディートリッヒ・マテシッツに敬意を表して、“レッドブル”デザインのスペシャルヘルメットを着用する。

セバスチャン・ベッテルは、レッドブルにとって初勝利を挙げ、初のF1ワールドチャンピオンを獲得し、4連覇を達成したドライバー。ディートリッヒ・マテシッツの訃報を聞いて、レッドブル・レーシングのガレージを訪れていた。

ディートリッヒ・マテシッツの訃報を聞いたセバスチャン・ベッテルは「ショックだ。ディディ・マテシッツについては良い思い出しかない。でも、今はショックを受けている」とコメント。

「彼は、他の人が不可能だとさえ思っていなかったことを常に成し遂げた、非常に特別な人物だったと思う。現時点では、彼の思い出をこれ以上共有することはできないと感じている。本当に悪いニュースであり、なによりもそれを考えたいと思う」

F1メキシコGPに向けて、セバスチャン・ベッテルはスペシャルヘルメットを用意。1998年のレッドブルドライバーとしてカートに出場したヘルメットに基づいた“レッドブル缶”をモチーフにしたアイコニックなデザイン。側面には「Danke Didi! S.VETTEL」とメッセージが入れられている。

他のブランドを掲げることを許可したアストンマーティンは「ディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルレーシングだけでなく、我々のスポーツの先駆者であり伝説だった」とコメント。

「トリビュートと敬意の印として、セバスチャン・ベッテルは今週末のF1メキシコGPで、彼のオリジナルの象徴的なヘルメットのデザインの 1 つに戻る」

「アストンマーティンの全員から、Danke Didi(ありがとう、ディディ)」

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