セバスチャン・ベッテル、リタイアの原因はホイールナットの緩み
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F1オーストラリアGPで、ポールポジションからスタートし、首位を走行していたセバスチャン・ベッテルだったが、26周目にグラベルに飛び出しリタイアしていた。
Auto Motor und Sport によると、左フロントホイールのナットが緩んで振動したことでマウント部分を破損させ、ブレーキングでグラベルへ飛び出してリタイアすることになったという。
報道によると、ガレージ内で行われた調査にはエンジニアリング責任者イアン・モーガン、デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ、チーム代表クリスチャン・ホーナーも参加したが、わずか15分で終了したという。
ピットストップにおけるホイール取りつけの問題が疑われるなか、クリスチャン・ホーナーは「6,000kmのテストでも、このようなことは起きなかった」とコメント。
開幕戦に続き2戦連続でトラブルにより優勝を逃したセバスチャン・ベッテルは、タイトル争いでトップに立つフェルナンド・アロンソから25ポイント差をつけられた。
「もちろん腹立たしいよ。また故障だからね。50ポイントを獲得してマレーシアに行けるはずだった」とベッテルはコメントしている。
カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング