セバスチャン・ベッテル 「スプリント予選の勝者にポールの称号は不適切」 / F1イギリスGP 記者会見
セバスチャン・ベッテルは、スプリント予選レースの勝者がポールポジションとして記録されるのは不適切だと感じている。

今週末のF1イギリスGPでは、土曜日に行われる100kmのレースで決勝のスターティンググリッドを決定する史上初のスプリント予選セッションが行われる。

一方、従来の形式の予選は金曜日に行われ、その結果はスプリント予選のグリッド決定に使用される。

だが、セバスチャン・ベッテルは、1周で最速であることが証明されたドライバーにポールポジションの称号を与えるべきだと考えている。

「スプリントレースの勝者がポールになるの? 間違っている」とセバスチャン・ベッテルはシルバーストンで記者団に語った。

「ポールは、達成された最速ラップタイムまたは予選での最速ラップタイムだ。すべてが少し混乱している」

「これが1回限りの場合でも、それほど害はないかもしれないけど、来年または将来に10回のスプリントレースが行われることになった場合は、ちょっと奇妙だと思う。ポールポジションは1周で最速の男に与えられるべきだ」

「だったら、スプリントポールか何かを作ればいい。新しい分野だ。50年前にはなかったけど、現在はあるものだし、統計に新しい列を追加するだけでいい」

新しいフォーマットが発表されて以来、さまざまな反応があり、興奮するファンもいれば、それほど興奮していないファンもいる。

幼い頃に行われていればファンになっていたかと質問されたセバスチャン・ベッテルは、観てはいただろうが、日曜レースをメインイベントにすべきだと繰り返し述べた。

「分からない。僕は筋金入りのファンだったので、すべてを見ていたと思う」とセバスチャン・ベッテルは付け加えた。

「フリープラクティスも見ていたので、スプリント予選も見ていただろう。分からないけどね。時が教えてくれるはずだ」

「人々がそれを気に入るかどうかを見るのは興味深いだろう。でも、メインイベントは常に日曜日でなければならないと思う。そうでなければ、日曜日までぶらぶらする意味はない。家に帰るか、土曜日の夜に週末を終えることができる」

「どうなるかを見てみるつもりだ。初めての試みだし、とりあえず、やってみよう」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル