F1:「それでもベッテルはピークを過ぎている」とゲルハルト・ベルガー
元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、モナコとバクーでパフォーマンスを改善させたセバスチャン・ベッテルは「それでもピークを過ぎている」と感じている。

フェラーリF1で苦境に陥って戦力外通告を受けたセバスチャン・ベッテルは、今年移籍したアストンマーティンでも当初はAMR21への適応に苦労しており、その傾向は続いていると考えられた。

しかし、F1モナコGPでの5位入賞、そして、続くF1アゼルバイジャンGPでの印象的な2位表彰台は、かつてのセバスチャン・ベッテルが戻ってきたようだった。

しかし、ゲルハルト・ベルガーは、それでもセバスチャン・ベッテルがすでにピークを過ぎていると信じており、自分のキャリアの同じ段階で直面しているもの問題との類似性を語った。

「1995年までに私はすでにキャリアの秋の段階にあり、ベネトンがミハエル(シューマッハ)のニーズに正確に合わせて構築した方法に慣れることができなかった」とゲルハルト・ベルガーは Sport1 とのインタビューで語った。

「それでも、10年早ければ、私にとっては問題ではなかったでだろう。今日のセバスチャンは同じように見える」

「それに彼はマシンが彼のドライビングスタイルに適合しなければならないことをますます要求しています。

「それは、彼がスピードとリスクをとる意欲という点ですでにピークを超えていることを示している。だが、彼の豊富な経験により、彼はまだ3~4年は良い年を過ごすことができるはずだ」

「いずれにせよ、私はそれが自分にとってどうだったかを知っている。ドライビングのピークは27歳から30歳の間にあった。その後、ゆっくりと下り坂になった」

「セバスチャンは、ミッドフィールドでドライブしなければならなかったとき、常にフルにモチベーションを持つことに問題があった。上位で走れるときは、宿願を果たし、それ以上のミスいを犯さず、完全なパフォーマンスを提供する」

「しかし、私は1つ言わなければならない。彼は、4度のワールドチャンピオンであり、120回以上の表彰台を獲得している。彼は史上最高のドライバーの1人だ」

「すぐにそれを忘れがちだ。それでも、パフォーマンスの観点からは、彼はピークを過ぎていると思う。しかし、今シーズン何が起こるかは誰にも分からない」

ベルハルト・ベルガーは、アストンマーティンF1の上層部がどれだけセバスチャン・ベッテルを強くサポートしているかを考えれば、そこまで悪い状況に陥ることはないだろうと付け加えた。

「そうだね。ベッテルはアストンマーティンをさらに前進させることができる」とゲルハルト・ベルガーは語った。
「結局のところ、チームオーナーのローレンス・ストロールのサポートとメルセデスチームのボスであるトト・ヴォルフの支援があれば、彼は悪い状態に陥ることはない」

「いずれにせよ、チームはバクーのように表彰台を獲得するのに十分に優れている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / アストンマーティンF1チーム