セバスチャン・ベッテル 「悔いはないけどフェラーリF1で僕は失敗した」
セバスチャン・ベッテルは、フェラーリF1に加入したことに後悔はないが、チームでやろうとしていたことを達成できなかったことを認め、特定の状況をもっとうまく管理できたはずだと語る。

4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2015年にレッドブルからフェラーリに移籍。しかし、マラネロにタイトルをもたらすことはできず、2021年はアストンマーティンF1への移籍が決定している。

フェラーリでタイトルを獲得できなかったセバスチャン・ベッテルだが、そのためのマシンが与えられたかどうかに関わらず、チームと14勝を挙げ、フェラリで3番手に成功したドライバーとしてランク付けされている。

33歳のセバスチャン・ベッテルは、フェラーリF1を離れることに悔いはないと主張。それでも自分としてはもっとうまくやれたはずだと語り、関与すべきではなかった“争いごと”があったとほのめかした。

「振り返って後悔することはないと思う。フェラーリでワールドチャンピオンに獲得するという目標をミッションとして自分に課していたので、失敗したのは事実だ。僕は失敗した。それを成し遂げることができなかった」とセバスチャン・ベッテルは BeyondtheGrid に語った。

「もっとうまくやれたはずのことがある。もっと早くに目を向けるべきだったかもしれないことがあるし、やるべきではなかったかもしれない戦いもある。でも、繰り返しになるけど、起こったことのすべてが今の立場に僕をもたらしたと思っている」

「トラックで起こっていることについて話しているのではない。ホッケンハイムではハーフウェット、ハーフドライの状態でマシンを失ったし、多くの人がそれを最低の状態だと指摘しているけど、そのようなことについては話しているわけではない。もっとコース外で進んだことについて話している」

「でも、確かに自分に公平に厳しく言えば、僕は失敗した。理由はあったか? おそらくそうだとは思うけど、僕はそれらを言い訳にするつもりはない。起こったことは僕を次のステップへと進めてくれたと捉えている」

関与すべきではなかった“争いごと”について質問されたセバスチャン・ベッテルは「それら(争いごと)を振り返ってみれば、おそらく争う価値のないことだったかもしれない。でも、それは僕の性質の一部かもしれないし、そうするのは自然なことだった。私はこれらの小さな争いごとや戦いにも意味はあったと思っている。最終的にはそれが成熟し、学んでいく方法なんだと思う」

「繰り返しになるけど、重要なのは、後いは残っていなということだ。先に進むことに満足している。ここ数年に後悔していない。フェラーリでの時間の中で多くのことを学んだ」

「異なるチーム、異なる文化だったし、その途中でたくさんの友達を作ることができた。フェラーリは多くの点で特別なチームなのは確かだ」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ