セバスチャン・ベッテル、トウ争奪戦に苦言 「並んでいる位置に留まるべき」 / フェラーリ F1イタリアGP 予選
フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの予選でQ1敗退を喫して17番手で終了。有利なトウを得ようとしてなりふり構わずオーバーテイクしていったドライバーに苦言を呈した。

モンツァではトウから最大で0.5秒のゲインを得られるため、誰もが速いマシンの後ろでアタックをすることを狙い、特にQ1ではアウトラップは大混乱となった。

「このセッションについて言うことはあまりない。 2周目のクイックラップを始めたときに目の前にたくさんのマシンがいた。その瞬間、自分のタイムを改善することは不可能だと悟った」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「他のドライバーがウォームアップラップで追い越し始めた理由がわからない。自分自身が混乱の真っ只中にいることに気づき、ラップを得ることができなかった。誰もが自分が並んでいるポジションに留まる必要がある。そのあと、ギャップを開ければ、問題なくタイムを出せるはずだ」

「僕たちサイドとしておそらくコースに出る適切なタイミングを選べなかった思う。他の人たちは僕たちよりも改善していたし、なんとかうまくやっていた。もちろん、ここまでグリッド後方からスタートするのは簡単なレースにはならないだろうけど、何が起こるかわからないし、何ができるかを見てみるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ / F1イタリアGP