新型コロナがセバスチャン・ベッテルのフェラーリF1での将来を妨げた?
新型コロナウイルスが発生しなければ、セバスチャン・ベッテルはフェラーリF1でのキャリアを続けていたかもしれないと Auto Motor und Sport は考察する。

シャルル・ルクレールが2024年まで契約を延長してチームを背負っていくことが期待されている一方で、チームメイトのセバスチャン・ベッテルは2020年シーズン限りでフェラーリF1を離脱ことを決断。後任としてカルロス・サインツが2年契約を結んだ。

しかし、 Auto Motor und Sport は、新型コロナウイルスが発生しなければ、セバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を離脱することはなかったかもしれないと主張する。

「元々の予算上限ならば、マラネロにセバスチャン・ベッテルの未来があったかもしれない。しかし、新型コロナウイルスによる新しい制限により、フェラーリはもはやベッテルに良いオファーを提示することができなかった」

離脱前の噂では、フェラーリF1はセバスチャン・ベッテルに現在の3000万ユーロ(約34億円)から1300万ユーロ(約14億円)に減額した1年契約を提示し、ベッテルがこれを拒否したと報じられていた。

だが、元F1ドライバーで評論家のマーティン・ブランドルはそうは考えていない。

「ブラジルでのフェラーリドライバーの同士討ちがベッテルの寿命を縮めた。ベッテルの責任だったわけではないが、フェラーリは2人のリーダーがいることが機能しないことを見極めた」

カルロス・サインツは、フェラーリF1と1月に交渉を開始したことを明らかにしている。1月の時点ではセバスチャン・ベッテルの将来について何も知られていなかった。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ