セバスチャン・ベッテル、ストロールとの事故でギアボックス交換の可能性
セバスチャン・ベッテルは、F1マレーシアGPのチェッカー後のランス・ストロールとの接触事故によって、F1日本GPでギアボックス交換による5グリッド降格という最悪の事態に至る可能性がある。
レース後のスローダウンラップで、セバスチャン・ベッテルはランス・ストロールのアウトサイドを走っていたが、ターン5でストロールがラバーを拾うためにレーシングラインを外れた際に接触。
セバスチャン・ベッテルのマシンの左リアは大きく破損し、リアサスペンションが折れてタイヤが右リア側に乗り上げていた。
スチュワードは、どちらのドライバーにも事故の責任はなかったとしてペナルティは科さなかった。
現在、フェラーリはセバスチャン・ベッテルのギアボックスをマラネロのファクトリーに輸送し、救済できるかどうかを調査している。
仮にダメージを修復できずにギアボックスを交換する必要が出た場合、FIAが不可抗力であると納得しない限り、セバスチャン・ベッテルは今週末のF1日本グランプリで5グリッド降格ペナルティを科せられることになり、現在ルイス・ハミルトンに34ポイント差をつけられているチャンピオンシップ争いにとって大打撃となる。
「僕たちはギアボックスをチェックするけど、そうだね、今週末のまた別の悪い不意打ちだったのは間違いない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「完全に不要なことだったし、まったく望んでいなかった」
走行不能となったセバスチャン・ベッテルは、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)のマシンに“タクシー乗車”してピットに戻った。
だが、セバスチャン・ベッテルはマシンから外したストアリングホイールを持ったままウェーレインのマシンサイドに登った。
この行為は、F1競技規約の第22.5条「車両をコース上に放置するドライバーは、ギアをニュートラルに入れるか、またはクラッチを切り、ERSを停止し、車両にはステアリングホイールを装着しておかなければならない」に反している。しかし、セバスチャン・ベッテルに対しては何の措置も取られていない。
なぜ外したステアリングを持ったままクルマに乗ったのかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「反射的なものだった」と Autosport にコメント。
「パスカルが止まってくれたのが見えて、ステアリングコラムが完全に回っていたので、ステアリングを戻すことができなかった」
「クルマは明らかにダメージを負っていた。シートにそれを入れたのは反射的だった。時々、トラックが観客に開放されることがあるし、唯一持っていけるのはステアリングだと思ったんだ。だから、置いていけなかったし、一緒に持っていった方が確実かもしれないと思ったんだ」
「ステアロングホイールを失いたくないからね。必要だったか? たぶん不必要だったかもね」
セバスチャン・ベッテルは、F1スペインGP以降、独占的に使用していたフェラーリのスタートシステムをやめ、F1マレーシアGPでは旧バージョンのシステムに戻した。
しかし、最近使用していた2本の指穴が開いたパドルと、今回戻したシングルクラッチパドルにはそれほど大きな違いはないと述べた。
「もちろん、僕たちはシーズンをシングルクラッチパドルでスタートした。結局、大きな違いはない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
全体的に僕たちのスタートは問題ない。でも、ベストではないので、ちょっとずつ作業を進めている。マレーシアでは、コンディションやハード側のタイヤだったことを考えればOKだった」
関連:【動画】 チェッカー後にベッテルとストロールがクラッシュ
カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ
レース後のスローダウンラップで、セバスチャン・ベッテルはランス・ストロールのアウトサイドを走っていたが、ターン5でストロールがラバーを拾うためにレーシングラインを外れた際に接触。
セバスチャン・ベッテルのマシンの左リアは大きく破損し、リアサスペンションが折れてタイヤが右リア側に乗り上げていた。
スチュワードは、どちらのドライバーにも事故の責任はなかったとしてペナルティは科さなかった。
現在、フェラーリはセバスチャン・ベッテルのギアボックスをマラネロのファクトリーに輸送し、救済できるかどうかを調査している。
仮にダメージを修復できずにギアボックスを交換する必要が出た場合、FIAが不可抗力であると納得しない限り、セバスチャン・ベッテルは今週末のF1日本グランプリで5グリッド降格ペナルティを科せられることになり、現在ルイス・ハミルトンに34ポイント差をつけられているチャンピオンシップ争いにとって大打撃となる。
「僕たちはギアボックスをチェックするけど、そうだね、今週末のまた別の悪い不意打ちだったのは間違いない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「完全に不要なことだったし、まったく望んでいなかった」
走行不能となったセバスチャン・ベッテルは、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)のマシンに“タクシー乗車”してピットに戻った。
だが、セバスチャン・ベッテルはマシンから外したストアリングホイールを持ったままウェーレインのマシンサイドに登った。
この行為は、F1競技規約の第22.5条「車両をコース上に放置するドライバーは、ギアをニュートラルに入れるか、またはクラッチを切り、ERSを停止し、車両にはステアリングホイールを装着しておかなければならない」に反している。しかし、セバスチャン・ベッテルに対しては何の措置も取られていない。
なぜ外したステアリングを持ったままクルマに乗ったのかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「反射的なものだった」と Autosport にコメント。
「パスカルが止まってくれたのが見えて、ステアリングコラムが完全に回っていたので、ステアリングを戻すことができなかった」
「クルマは明らかにダメージを負っていた。シートにそれを入れたのは反射的だった。時々、トラックが観客に開放されることがあるし、唯一持っていけるのはステアリングだと思ったんだ。だから、置いていけなかったし、一緒に持っていった方が確実かもしれないと思ったんだ」
「ステアロングホイールを失いたくないからね。必要だったか? たぶん不必要だったかもね」
セバスチャン・ベッテルは、F1スペインGP以降、独占的に使用していたフェラーリのスタートシステムをやめ、F1マレーシアGPでは旧バージョンのシステムに戻した。
しかし、最近使用していた2本の指穴が開いたパドルと、今回戻したシングルクラッチパドルにはそれほど大きな違いはないと述べた。
「もちろん、僕たちはシーズンをシングルクラッチパドルでスタートした。結局、大きな違いはない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
全体的に僕たちのスタートは問題ない。でも、ベストではないので、ちょっとずつ作業を進めている。マレーシアでは、コンディションやハード側のタイヤだったことを考えればOKだった」
関連:【動画】 チェッカー後にベッテルとストロールがクラッシュ
カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ