セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッルは、自分は要求が多いが、レッドブルに“ベッテル体制”を押し付けてはいないの主張する。

水曜日に26歳の誕生日を迎えたセバスチャン・ベッテルは「ここにはベッテル体制などない。全員に自由があるけど、全員が自分のやっていることに真剣に取り組んでいると思う」と Frankfurter Allgemeine Zeitung のインタビューでコメント。

「もちろん、クルマの開発に関する問題には関与している。それに、僕がセカンドドライバー(マーク・ウェバーの後任)を要求できると思われているけど、それは僕が決定することではない」

「彼かと座って“ここにサインしてください”と言うことはない。それは僕の仕事ではない。僕の職業欄はレーシングドライバーだ。レーシングドライバーとしてレースを戦っている」

セバスチャン・ベッテルは、自分はレッドブルのチーム代表ではないと指摘する一方で、チームに5年間おり、過去よりもリーダーシップの役割を担っていることを述べた。

「僕は、チームのモチベーション、パドックの雰囲気に影響を与える...全員が僕が何を望んでいるかをわかっているからね。彼らはそのことに異存はない。もちろん、僕は要求するし、全員が統制が取れていて、できるだけ良い仕事をしてくれることを望んでいる」

セバスチャン・ベッテルは、F1での心理戦は自分には影響しないと語る。

「もちろん、そのようなことには気づいている。でも、それらに影響されたくはない。誰かが、僕が好きとか、好きじゃないとか言うことは、ワールドチャンピオンにとっては重大ではない」

「おそらく、彼らはアドバンテージを得ること思っているのかもしれない。でも、そのようなゲームは僕にには関係ない。やり返して興奮することもないし、トラック上で答えるほうがいい」

「僕にとっては、自分に嘘をつかず、正しいと思う方向で物事を扱っていくことが重要だ。異なる顔を装っても、あまり長くは続かない。僕は俳優ではないからね」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング