セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、F1ドイツGPの決勝レースで周回遅れを免れるためにトップバトル中の自分を抜いていったルイス・ハミルトンを「馬鹿げてる」と批判した。

ルイス・ハミルトンは、レース初期のパンクで周回遅れとなっていたが、タイヤ交換後、トップを争っていたフェルナンド・アロンソとセバスチャン・ベッテルよりも速いペースで走っていた。

ルイス・ハミルトンは、2位走行のセバスチャン・ベッテルを追い抜いて1位走行のフェルナンド・アロンソとの間に入った。後ろではチームメイトのジェンソン・バトンがセバスチャン・ベッテルに迫っていた。

「ルイスのあれは気持ちいいものではないね。なぜ彼が僕たちレースをしていたのかわからない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「速く走りたいなら、彼は後退して、ギュップを見つけるべきだ。彼は周回遅れだったし、馬鹿げていた」

「速く走りたいけど、レースに勝つチャンスがないのであれば、それを尊重するべきだし、それが常識だ。彼が攻めてくるとは思わなかった。その時点では見えていなかったけど、そのあとサイド・バイ・サイドになったときはびっくりしたよ」

セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンと争ったとこで、その後のピットストップでジェンソン・バトンに順位を奪われたと考えている。

「あれでバトンに順位を奪われたと思う。あの直後に僕たちはピットインしたからね」

一方、優勝したフェルナンド・アロンソは、ベッテルとハミルトンとのバトルが有利に働いたと認めたが、必要であればハミルトンを先に行かせていただろうと述べた。

「ルイスはDRSで十分に近づいていたし、オーバーテイクしようとしていたのはわかっていた。スペースを残すことは問題はなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「彼に見込みはないことはわかっていた。僕たちはリスクは望んでいない。僕とセバスチャンの間にハミルトンがいたのは立場としては良かったね」

「あそこにルイスがいたことで、ピットストップが近づいていたセバスチャンとの差が2.5秒になったし、ルイスをそこに保とうとしていたよ」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / ルイス・ハミルトン / F1ドイツGP