マックス・フェルスタッペン F1マイアミGPで360度スピン挽回「ラリーに行ける」
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2026年F1第4戦マイアミGP決勝でスタート直後のスピンという波乱に見舞われながらも、最終的に5位まで挽回した。

ターン1でアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)から首位を奪った直後、ターン2でリアを失い360度スピン。大きく順位を落としたが、ダメージを回避しながらレースを立て直し、結果としてトップ5フィニッシュを掴み取った。内容面でも、レッドブルの改善を感じさせる走りとなった。

スピンと即興判断が生んだリカバリー
「かなりカオスだった。ターン2でリアを失って、タイムロスを最小限に抑えようとして360度回転した」

「クラッシュすると思ったけど、そこで360度やってみるかと考えた。だからF1がうまくいかなかったら、ラリーに行けるかもしれない」

スタート直後の混戦の中での判断は、結果的にマシンへのダメージ回避につながり、その後の追い上げの土台となった。

ハードタイヤに苦戦 戦略の分岐点
レース後、レッドブルのプレスリリースでもフェルスタッペンはこう振り返っている。

「非常に波乱の多いレースだった。残念ながら1周目にリアを失ってターン2でスピンしてしまった。それは痛かった」

「うまく立て直すことはできたが、その後はタイムロスを最小限に抑える必要があった。そして早めのピットストップを選択した」

「レース後なら簡単に言えるが、ハードタイヤは僕たちにはあまり機能していなかった。グリップが十分ではなく、終盤はかなり苦しんだ」

「何とか食らいつこうとしたが、うまくいかなかった」

実際、ミディアムタイヤでは一定のペースを維持していた一方、ハードタイヤへの交換後はペースが落ち、終盤は順位を守る展開を強いられた。


接触も冷静に受け止める
終盤にはジョージ・ラッセル(メルセデス)との接触もあったが、フェルスタッペンは冷静に受け止めている。

「ターン1の立ち上がりで彼が僕のリアタイヤに触れた。それで彼はフロントウイングに少しダメージを負ったと思う」

「僕はパンクしなかったから良かったけど、こういうことは起きる」

「問題はない。過去の関係とも関係ない」

復調の兆しと今後への手応え
今回のレースを通じて、フェルスタッペンはチームの前進にも手応えを感じている。

「確実に少しパフォーマンスは向上していて、それは非常に有望だ」

「全体としてはポジティブな週末だったし、再び上位争いに戻ってこられて良かった」

「クルマはまだ開発途上だが、僕たちはプッシュし続けて改善を目指している。正しい方向に進んでいる」

2026年型マシンへの課題は依然として残るものの、今回の走りは開幕からの流れとは異なる内容だった。レッドブルRB22は、確実に復調の兆しを示し始めている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング