フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間予選で再び痛手 GT3車両に損傷
マックス・フェルスタッペンは、日曜のニュルブルクリンク24時間レース予選レース2で再び痛手を負った。フェルスタッペンがオープニングスティントを担当したメルセデスAMG GT3にフロントエンドの損傷が発生し、首位を快走していた展開は一転して崩れることになった。

フェルスタッペンは4時間レースの序盤から主導権を握り、約30秒のリードを築いた状態で90分過ぎにピットイン。

ドライバー交代のための通常のストップと見られたが、車両はそのままガレージへ押し戻され、メカニックがフロントまわりのトラブル対応に追われる事態となった。チームは後にフロントスプリッターの不具合を確認している。

首位走行から一転 フロントスプリッター不具合で長時間停止
5番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、序盤の数コーナーで4番手に浮上。その後、クリストファー・ハーゼのアウディR8を追い詰め、30分手前でトップに立った。

50分時点で給油のため一度首位を明け渡したものの、再びトップに返り咲き、最大で32秒のリードを築く盤石の展開を見せた。

しかし93分経過時のピットインで状況は一変する。ドライバー交代の最中にフロントスプリッターの不具合が発覚し、メカニックは車両の修復作業に追われた。

アウアーはコクピットで待機したまま時間を失い、最終的に約28分後にコースへ復帰。この時点で順位は87番手まで後退していた。

39位まで追い上げも優勝争いには復帰できず
復帰後のアウアーは懸命にポジションを回復し、80番手、71番手、59番手、49番手と着実に順位を上げていった。

レース終盤には45番手まで浮上し、最終的には39位でフィニッシュ。しかし、ベン・グリーン、クリストファー・ハーゼ、アレクサンダー・シムズ組のアウディR8が制した優勝争いには戻れず、トップから6分49秒280差でレースを終えた。

マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間

死亡事故受けた週末 フェルスタッペンも複雑な心境
この週末は、ユハ・ミエッティネンが7台多重クラッシュで命を落とす悲劇にも見舞われた。ニュルブルクリンク北コースで行われた予選レースで発生した事故は、パドック全体に衝撃を与えた。

フェルスタッペンはこの事故について言及し、当時の状況を振り返った。

「赤旗があまりにも早く出ると、特にこういうサーキットでは普通は赤旗が出ないから、何かがおかしいと分かる」

「その後は待つしかなくて、ニュースを聞いたときには誰にとっても良いものではない。こういうことは起こり得ると分かっていても、実際に起きるととても奇妙な感覚が残る」

さらに自身のSNSでも追悼の言葉を発信している。

「今日起きたことに衝撃を受けている」

「モータースポーツは僕たち全員が愛するものだけど、こういう時にはそれがどれほど危険なものでもあるかを思い出させる」

「ユハの家族と愛する人たちに心からお悔やみを申し上げる」

競技面でのトラブルと、命に関わる悲劇が重なった今回のニュルブルクリンク。フェルスタッペン陣営にとっては、結果以上に重い意味を持つ週末となった。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング