マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1の戦略は「興味深い動きだった」

ピレリが課したタイヤ最大25周制限の条件下で、18台がSC中にピットインする中、ピアストリとノリスのみが走行を継続。
これによりフェルスタッペンはリードを奪い、今季7勝目を挙げた。ドライバーズランキングではノリスとの差を12ポイントに縮め、最終戦アブダビへ望みをつないだ。
フェルスタッペン「“興味深い動きだな”と思った」
レース後、フェルスタッペンはマクラーレンの判断について次のように語った。
「“それは興味深い動きだな”と思った。もちろん僕らには少しギャップができたけれど、こちらも25周を走り切るためにタイヤを生かさなければならなかった。このサーキットでは摩耗がとても大きい。でも、うまくいったよ」
ピアストリはポールポジションからスタートして主導権を握っていたが、マクラーレンの判断によってフェルスタッペンが先行。最終スティントで巻き返すには距離が足りず、ピアストリは2位、ノリスは4位でフィニッシュした。

「難しい週末でも勝つことができた」フェルスタッペンのレース総括
フェルスタッペンは今季7勝目を挙げた自身のレースについても語った。
「僕らにとって本当に素晴らしいレースだった。あのセーフティカーでピットインを選んだのは正しい判断だった。ここで勝てて本当に嬉しいし、最後まで戦い続けることができる。信じられないよ」
「僕らにとって少し難しい週末だったと思うけれど、それでもレースに勝つことができた。それが最も重要なことだ」
フェルスタッペンはランキング2位に浮上し、首位ノリスとは12ポイント差。3位のピアストリも依然としてタイトル争い圏内におり、最終戦アブダビは3者によるタイトル決戦の舞台となる。
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