マックス・フェルスタッペン レッドブルF1離脱条項を行使せず 2027年残留か
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、契約に盛り込まれた離脱条項を行使できる状況となるものの、2027年シーズンもチームに残留する意向だと報じられた。

イギリスGPでのリタイアにより、フェルスタッペンはハンガリーGP終了時点でランキング2位以内に入れないことが確定。これにより契約上は離脱条項を発動できる立場となるが、レッドブル側は残留を確信しているという。

2027年もレッドブル残留の見通し
フェルスタッペンはこれまで公の場でレッドブル残留を明言していない。一方で、F1公式ポッドキャスト『F1 Nation』で司会を務めるトム・クラークソンは、チーム関係者から得た情報として次のように語った。

「レッドブルから聞いている話では、契約条項の上では離脱することは可能だが、2027年もチームに残り、もう1年様子を見るつもりだという」

2022年に締結した長期契約には成績に応じた離脱条項が盛り込まれており、報道ではレッドブルがその権利を放棄する見返りとして巨額の報酬を提示したとも伝えられている。しかし、フェルスタッペン自身が残留を選ぶのであれば、その交渉自体は意味を持たなくなる可能性がある。

移籍先の選択肢は限られる
仮にフェルスタッペンがレッドブルを離れるとしても、現時点で有力チームの空席はほとんどない。

フェラーリは2027年もルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールのコンビを維持する方針で、ジョージ・ラッセルも自身のメルセデス残留について「100%確信している」と語っている。

マクラーレンについてもランド・ノリスとオスカー・ピアストリのラインアップを変更する予定はないとされており、フェルスタッペンの現実的な移籍先は極めて限られている状況だ。

パーマー「実は選択肢は多くない」
元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、現在のドライバー市場について次のような見解を示した。

「パドック全体が最高のドライバーだと評価している人物にしては、実際のところ選択肢はそれほど多くないように見える」

さらに、メルセデスの将来についても言及した。

「オスカー(・ピアストリ)とジョージ(・ラッセル)の2人が状況を変える可能性を持つ存在だ。ジョージがタイトルを獲得できず、『このチームはキミ(・アントネッリ)のものになりつつある』と感じるようになれば、新天地を考える可能性もある」

「ただ、もしジョージが離れたとしても、トト・ヴォルフがキミ・アントネッリのチームメイトにマックス・フェルスタッペンを迎えるだろうか。私はそれは問題を生む組み合わせだと思う。キミはすでにナンバーワンドライバーになれる実力を示しており、セカンドドライバーになるつもりはないはずだ」

「キミは実力を大きく引き上げた。もしジョージが去ったとしても、以前ほどフェルスタッペンが理想的な後任とは言えなくなっている」

2028年以降が本格的な移籍市場となる可能性
一方で、2028年には複数のトップチームでシートが空く可能性があり、ドライバー市場の勢力図が大きく変わるとの見方もある。

そのため、フェルスタッペンが近年ライバルチームと接触を続けているのは、2027年ではなく2028年以降を見据えた長期的な選択肢を探るためではないかとの見方も浮上している。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング