フェルスタッペン 耐久レース参戦で強調「レッドブルF1の自由はとても重要」

4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、先週末に行われたADAC ACASカップでポルシェ・ケイマン718 GT4 CSをドライブした。
フェルスタッペンの驚異的な才能にもかかわらず、彼はまだ高出力マシンで走行するために必要なPermit Aライセンスを取得していなかったため、マシンはデチューンされていた。フェルスタッペンはその要件を満たしていたものの、出走した2台のうち1台が損傷したため、特別にライセンスが付与された。
フェルスタッペンはこれまでもF1以外のカテゴリーやシリーズに関心を示しており、2028年に契約が満了した後はF1で走り続けない可能性を示唆している。
今週末のアゼルバイジャンGPを前にバクーで記者団に語ったフェルスタッペンは、F1以外でレースをすることが可能であることが「とても重要」だと認めた。
「ヘルムート(マルコ)はいつも、すごくワクワクしているんだ。彼も僕がそれにどれだけ情熱を注いでいるか、どれだけ取り組んでいるかを見ている。彼自身も耐久レースで走ってきたから、理解しやすいんだ。僕にとって、そういうことができることはとても重要なんだ」
「もちろん、F1シーズン中にどれだけできるかは少し難しいよね。来年は新しいレギュレーションもあるし、F1ですでに十分に大変だ。でも、すべてがどうなるかは見ていくしかない。F1の将来についても、GTの将来についても、5年後や10年後にどうなるかなんて今は言えない」
フェルスタッペンはまた、有名なドイツのサーキットで24時間レースに出場することが夢だと明かした。
「雰囲気は本当に良いし、熱心な耐久ファンがいつもいる。僕にとっては一種の趣味でもあるんだ、他の種類のモータースポーツで走ることは」
「もちろん、最終的な夢は24時間レースに出ることだ。そのためにライセンスが必要だと分かっていたし、それを取る完璧な機会だった」

バクーについてのフェルスタッペン
フェルスタッペンは前戦イタリアGPでポール・トゥ・ウィンを果たし、勝利の道に戻った。真価が問われるのは今週末となる。
2024年には週末を通じてチームメイトのセルジオ・ペレスに後れを取った。
「待ってみよう。僕自身も分からないんだ」とフェルスタッペンは語った。
「モンツァはもちろん僕たちにとって素晴らしい結果だったし、みんなに大きな自信を与えた。ここに来られてワクワクしているし、このサーキットでどれだけ競争力を発揮できるかを見るのが楽しみだ。でも、それを判断するのはとても難しい」
「僕たちのマシンに関しても、いくつか良い前進はあったけれど、モンツァとは全く異なるこのサーキットでどう振る舞うかを見なければならない」
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング