マックス・フェルスタッペン レッドブルF1離脱には今が“完璧”なタイミング?

ホーナーとレッドブルの決別は水曜日に発表され、20年以上にわたる関係に終止符が打たれた。後任にはローラン・メキースがチーム代表兼CEOとして就任。この劇的な人事刷新は、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコからも「新章の始まり」と表現されている。
しかしハーバートは、たとえ組織が新たな体制を整えたとしても、フェルスタッペンはなお移籍を検討すべきだと主張する。
ここ数週間、フェルスタッペンにはメルセデス移籍の噂が絶えず、トト・ヴォルフも4度の世界王者との間で話し合いが行われたことを認めている。
RacingNews365のインタビューで「ホーナーの退任はフェルスタッペン残留の可能性を高めると思うか」と問われたハーバートは、次のように答えた。
「そういうのって、いつもそうなんだ。選手がキャリアのどこかで“どうすべきか”を考えるとき、まさに今のマックスがその状態なんだよ。どのドライバーもそうだけど、自分がやりたいこと、つまりレースに勝って、できれば世界王者になるという目標を達成するには、どこが一番いい場所かを常に見極めようとするんだ」
「マックスも、レッドブルのファクトリーで何が起きているのか、どういう噂が出ているのか、全部把握してるはずさ」
「(メルセデスとの)話し合いがあったようだけど、きっと“うちは今こういう状況にある、君も来たらどうだ”みたいな会話がトトと交わされてたと思うよ。僕ならそう考える」
「ドライバーとしては、それが短期的にも長期的にも、自分にとって何がベストかを見極めようとする。確かにこの10年でレッドブルが成し遂げたことは素晴らしいけど、最近は少しおかしくなってきてるからね」

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング