マックス・フェルスタッペン F1カナダGP「メルセデスとの表彰台争いに集中」

フェルスタッペンはこれまでにカナダで3連勝を飾っているが、今年のモントリオールでのレースはこれまでとは異なる展開になりそうだ。
高速コーナーが少なく、リヤアクスルへの依存度が高いジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは、フェルスタッペンはレッドブルがマクラーレンと戦うには苦戦すると見ている。
「今回はちょっと違う」とフェルスタッペンは認め、レッドブルの最大のライバルとしてメルセデスを挙げた。
「でもフェラーリやメルセデスと表彰台争いができるなら、それはすでに良い成果だと思う」
「(マクラーレンは)速い。彼らのことはもう頭の中にない。他のチームとの戦いに集中してる。去年もここではメルセデスがすごく強かったし、去年と比べると今の彼らの方がより競争力があるかもしれない」
「だから、表彰台争いをするだけでも十分に厳しいだろうね」

フェルスタッペンは、バランスの問題に関しては一定の改善が見られると考えているが、モントリオールのようなリヤが限界になるサーキットでは、マクラーレンに対して明らかにパフォーマンスが劣ると認めている。また、縁石やバンプの処理能力についてもRB21は依然としてトップクラスではないという。
「去年と比べれば、クルマは確実に扱いやすくなってるとは思う。バランス面での大きな問題はもうない」
「もちろん、僕たちも自分たちの弱点は分かってる。低速コーナー、縁石、バンピーな路面は僕らにとって理想的じゃない」
「去年よりは正しい方向には進んでるけど、全体的なパフォーマンスをもう少し上げる必要があるんだ」
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