フェルスタッペン F1エミリア・ロマーニャGP「マクラーレンとの差は歴然」

金曜のフリー走行2回目(FP2)でフェルスタッペンは5番手にとどまり、トップタイムを記録したマクラーレンのオスカー・ピアストリに対して約0.5秒遅れた。彼はアップグレードが施されたRB21について、イモラの特定区間で「かなり激しくボトミングしている」と無線で報告していた。
フェルスタッペンはこの日の総括を求められると、次のように答えた。
「いろんなパーツを試したけど、うまくいったものもあればそうでないものもあった。全体的に見れば、今のところ十分な速さがないということだ」
予選でトップ争いができる自信について問われると、オランダ人ドライバーは率直にこう述べた。
「今の時点では、あまり高くないね」
「もっと速くなるためには、コーナーでのバランスをもっと良くしないといけない。ロングランでも同じことが言えると思う。マクラーレンに抜かれたんだから、それが全てを物語ってるよ。引き離されるんだ」
「他のチームと比べても、今日は全体的に厳しかった」

一方、チームメイトの角田裕毅はFP2で8番手となり、フェルスタッペンから0.1秒以内の僅差につけた。レーシングブルズから移籍してきたばかりの角田は、新しいマシンとチームへの順応を続けている。
「悪くはなかったです」と角田裕毅は語った。
「もちろんトップ5やトップ3という順位ではないので、やるべきことはまだたくさんありますが、全体的にはポジティブな一日だったと思います」
「明日に向けてしっかりまとめる必要がありますが、自分たちの限界は分かっているので、そこは良かったです。今日は初めてロングランを走れたことで、いくつか課題も見えてきましたし、それはおそらくショートランよりも少し大きな問題かもしれません」
「明日はロングランとショートランの内容をうまく組み合わせて、しっかり仕上げていきたいと思います」
また、今週末にマクラーレンに対して何か打つ手があるかと問われると、角田裕毅はこう答えた。
「FP2ではいつも通りの展開で、結構接近していたと思いますが、予選やレースになるとマクラーレンは一段階上のレベルにステップアップしてくる印象があります」
「自分たちとしては、自分たちのやるべきことに集中して改善を進めていきます。少なくとも僕自身は、自分のパフォーマンスに集中して、引き続き成長できるようにしたいと思っています」
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