マックス・フェルスタッペン F1マイアミGPスプリント予選「現実的である必要がある」
マックス・フェルスタッペンは、マイアミグランプリのスプリント予選で4番手を獲得した後、現在のレッドブルの制約について「現実的である必要がある」と語り、「可能な限りのベストを尽くす」姿勢を強調した。

今週、第一子の誕生により木曜日のメディア対応を欠席していたフェルスタッペンは、マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた非常に拮抗したスプリント予選に臨み、課題を抱えながらもRB21を4番手グリッドに押し上げた。ポールポジションを獲得したキミ・アントネッリとは0.255秒差だった。

「Q3での内容は良かったと思う。タイヤの持ちも良かった。でもFP1からずっと、クルマのアンダーステアにかなり苦しんでいて、ここは低速コーナーが多いから、そのぶんラップタイムをロスしている」とセッション後に語った。

「第1セクターではまずまずの競争力を見せられている。あそこは高速コーナーが多いから。でも低速区間に入ると、かなりグリップが足りない」

「4番手という結果は悪くはないよ。もちろん本当に望んでいた順位ではないけど、今の状況を考えれば現実的に受け止めなければいけない。とはいえ、非常に僅差の戦いではあったと思う」

マックス・フェルスタッペン レッドブル F1 マイアミグランプリスプリント予選で4位「自分が望んだ結果ではない」 とフェルスタッペン

今週末のフォーマットでは金曜に1回のフリープラクティスしか行われておらず、ロングランのデータも不足している。そのため、土曜の19周スプリントで上位勢と戦えるかどうかについては「正直わからない」と述べた。

「スプリント週末では、他チームの燃料搭載量なども含めて、ロングランに関する正確なデータがほとんどない。だから判断が難しい」

「ただ、自分自身の感覚やクルマのバランスからすれば、かなり厳しい戦いになると思う。気温も高いしね。さっきも言ったけど、限界は理解している。だからこそ、その中でベストを尽くすしかない」

なお、チームメイトの角田裕毅は、SQ1でのタイミングミスにより最終アタックに出られず、18番手からスプリントに臨むことになる。

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