レッドブルF1のフェルスタッペン、終始リードで勝利も「本当に難しかった」
F1カナダGPで優勝したマックス・フェルスタッペンは、終始リードしながらも今季6勝目は「本当に難しかった」と語った。

フェルスタッペンは、レース序盤のセーフティカー導入後、フェルナンド・アロンソに10秒弱の差をつけて、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでポールポジションから4連勝を達成した。

フェルスタッペンは、レースを支配し、トップで決して問題を抱えているようには見えなかったが、自分の午後は見た目ほど単純なものではなかったと主張した。

「タイヤがうまくウインドウに入っていなくて、あまり単純なレースではなかった」とフェルスタッペンは説明した。

「今日は金曜日に比べてとても気温が低かったので、かなり滑っていた」

この勝利はフェルスタッペンにとってキャリア通算41回目のグランプリ勝利であり、レッドブル・レーシングにとっては100回目の勝利となった。フェルスタッペンは、これほどの通算勝利数に達するとは予想していなかったと語った。

「今日、チームにとって100回目のグランプリ優勝は信じられないことだ」とフェルスタッペンは語った。「すごいことだ」

「僕自身も、このような数字はある意味で予想していなかった。僕たちは楽しみ続け、一生懸命働き続けてるけど、今日も素晴らしい一日になった」

レッドブルは全ラップをリードしていたが、これまでの2023年シーズンを通して享受した多くのものよりも勝利の差は小さかった。しかしフェルスタッペンは、レース中にレッドブルのライバルたちが自分たちに近づいてくるのを見て驚かなかったと語った。

「今日の結果は多かれ少なかれ予想していた」とフェルスタッペンは語った。「グリップがすぐになくなってしまったので、タイヤのグリップと温度を維持するのが本当に難しかった。だからこそ、ギャップはそれほど大きくなかったのかもしれなけど、ところどころでセーフティカーが何回かあった。でも、全体的に見れば、我々は勝ったし、それが最も重要だ」

アロンソは、アストンマーティンは「レッドブルにもう少し挑戦したいと思っていた」と語ったが、スタートでルイス・ハミルトンに先行を許し、彼のレースは危ういものとなった。

「スタートでルイスに抜かれ、その後はメルセデスとバトルになった」とアロンソは語った。「ルイスはレース中ずっとプッシュしていたので、1周もリラックスすることができなかった。素晴らしいバトルだった」

レッドブル・レーシング F1 マックス・フェルスタッペン

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