マックス・フェルスタッペン 「ハミルトンを周回遅れしても驚かなかった」 / F1 エミリア・ロマーニャGP
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、メルセデスF1が“一年中遅い”ので、F1エミリア・ロマーニャGPでルイス・ハミルトンを周回遅れにしても“驚き”花方っと語る。

昨シーズン、マックス・フェルスタッペンは、最終戦アブダビGPのファイナルラップでルイス・ハミルトンを抜いて勝利とチャンピオンシップを手にしたが、今年のオーバーテイクのひとつはブルーフラッグによるものだった。

エミリア・ロマーニャGPで、マックス・フェルスタッペンが、スプリントで優勝、決勝でファステストラップを記録しての優勝によって、最大の34ポイントを獲得した一方で、ルイス・ハミルトンの存在感は薄かった。

7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、14番グリッドからレースをスタートし、グランプリ全体で1つポジションを上げただけであり、マックス・フェルスタッペンに周回遅れにされるほどペースがなかった。

ルイス・ハミルトンを周回遅れにしたことをどのように感じたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは、他のバックマーカーを処理するのと何ら変わりはなかったと述べた。

「彼らは一年中遅いので、あまり驚きではない。他の誰かと比較してルイスを周回遅れにすることを幸せだと感じることもない

「でも、それはしょうがないことだ」

ルイス・ハミルトンにも、マックス・フェルスタッペンに抜かれるのはどのように感じたかと質問された。

「これは僕たちがどれほど間違っているかを示している」とルイス・ハミルトンンはシンプルに語った。

ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンが日曜日に周回遅れにした9人のドライバーの1人であり、フィニッシャーの半分をラップダウンにさせた。

しかし、レーシングラインは乾いているものの、スリックタイヤをウェットパッチに置かなければならないことを考えると、必ずしも簡単ではなかった。すべてのバックマーカーが彼を抜かせるために完全にレーシングラインを開けた訳ではなかった。

「何人かはドライラインにとどまっていた」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「僕は彼らを抜くのにウェットパッチを走らなければならなかった」

「それは驚くべきことではなかったし、しょうがないことだ。対処しなければならないだけだ。でも、繰り返しになるけど、簡単にオースオフしてしまう」

日曜日のイモラでの結果は、マックス・フェルスタッペンをドライバーズチャンピオンシップで2位に浮上し、首位のシャルル・ルクレールとの差を27ポイントに縮めた。一方、ルイス・ハミルトンは7位に順位を落とした。

ルイス・ハミルトンは、首位のシャルル・ルクレールから58ポイント差がついており、今年のワールドタイトルを目指して戦うチャンスはすでに終わっていることは「疑いの余地はない」と語っている。

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