マックス・フェルスタッペン 「FP2を逃しただけ。この世の終わりではない」 / レッドブル・ホンダ F1エミリア・ロマーニャGP 金曜フリー走行
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行をマシントラブルもあり14番手タイムで終えた。

午後のFP2では、マックス・フェルスタッペンが2度目のアタックで全体ベストタイムのペースを刻んでいたところ、最終コーナーの縁石を越えたところでドライブシャフトの問題が発生。フェルスタッペンは、セッション開始10分ほどで走行終了を余儀なくされた。

この結果、フェルスタッペンは、FP1で首位を0.058秒差の3番手につけたものの、FP2では14番手となった。

「僕はイタリアが好きだ。食べ物は美味しいし、ここでの滞在は楽しいけど、(昨年も合わせて)このサーキットでのドライビングについてはそれほど運がないようなので、この流れを変えられればと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「FP2ではドライブシャフトに問題があって、マシンを止めざるを得なかった。ガレージにマシンを戻せる状況ではなかったので、再度走行することは厳しかった」

「FP1でマシンの感触は問題なかったけど、FP2はあの後走行を続けられていたらどのようになっていたかについて話すのは難しい。ただ、データを確認して、バランス面で明日どうすればいいのかを考えることはできると思う」

「いいセッションになればもちろんよかったけど、明日すべきことは分かっているので、FP2で走れなかったことをこの世の終わりのようには思っていない。自分たちの仕事に集中し、パッケージのベストを引き出していくべきだ」

FP2ではバルテリ・ボッタスがミディアムタイヤでトップタイムを記録。メルセデスF1が再びワンツーとなった。

メルセデスF1のペースに感銘を受けたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「正直、僕たちはもっと良い仕事をするために自分自身に集中する必要がある。そうすれば、彼らと比較してどこに行き着くかがわかる」と答えた。

「もちろん、2回目のセッションで僕たちがどうだったかを言うのは少し難しい。でも、ショッキングなことは何もないし、バランスという点で明日はもっと良くできる必要がある。でも、もちろん、まずは確実に何も壊れないようにする必要があるね!」

2021年 F1エミリア・ロマーニャGP FP2 結果・タイム
1.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分15秒551
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分15秒561
3.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) - 1分15秒629
4.カルロス・サインツ(フェラーリ) - 1分15秒834
5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分16秒371
6.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) - 1分16秒411
7.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) - 1分16秒419
8.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分16秒485
9.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分16秒513
10.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分16秒737
11.エステバン・オコン(アルピーヌ) - 1分16秒817
12.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) - 1分16秒823
13.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) - 1分16秒835
14.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分16秒999
15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) - 1分17秒092
16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) - 1分17秒179
17.キミ・ライコネン(アルファロメオ) - 1分17秒273
18.ダニエル・リカルド(マクラーレン) - 1分17秒281
19.ミック・シューマッハ(ハース) - 1分17秒350
20.ニキータ・マゼピン(ハース) - 1分17秒857

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イタリアGP