マックス・フェルスタッペン、RB16でスピンが多発している理由を説明
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今年は昨年よりもレッドブル・ホンダF1のマシンが後ろ向きになっている光景が多く見られる。定期的にスピンを喫しているのはアレクサンダー・アルボンだが、マックス・フェルスタッペンも時々コントロールを失っているシーンが国際映像で抜かれている。
実際、それはバルセロナでのプレシーズンテストから始まっていた。マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダ RB16で定期的に後ろ向きになってコース上に止まっていた。
マックス・フェルスタッペンは、シーズンを通してそのようなスピンが多発していることを2つの理由に基づいて説明した。
「特にシーズン序盤のマシンはとてもナーバスだったし、かなり予測不可能だった」とマックス・フェルスタッペンはF1公式マガジンに語った。
マックス・フェルスタッペンは、その原因のひとつとして、コンピュターモデルと風洞データがコースでの数値と相関していなかったことを理由のひとつとして挙げた。
「したがって、僕たちはマシンの安定性を改善させるために懸命に作業をした。それによって、マシンはもうそこまで制御不能だとは感じなくなった」
「今はマシンは運転しやすくなったけど、自分たちに3位以上のマシンがないことを受け入れなけれられないこともある。それが理由で僕はいつもマシンからより多くを得るための入り口を見つけようとしている」
それでも、マックス・フェルスタッペンはコース上でRB16がメルセデスには敵わないと感じることがあると認める。
「僕たちはメルセデスと戦うためにマシンから実際には得ることはできない110%を引き出そうとすることがある。そういうときはスピンしてしまうものだ」
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