マックス・フェルスタッペン 「モンツァでメルセデスに勝つのは不可能」 / レッドブル・ホンダ F1イタリアGP 初日後のコメント
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、モンツァのストレートでメルセデスに対してあまりに多くのタイムを失っていることが考えれば、2020年のF1イタリアGPで勝利することは“不可能”だと感じていると語る。

マックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権でメルセデス以外で勝利を挙げている唯一のドライバーであり、グリッドで唯一メルセデスに挑戦できるドライバーとなっている。

多くの人々が、先週末のスパ・フランコルシャンよりも面白いトップ争いになることを望んでいるが、マックス・フェルスタッペンはそこまで楽観的に考えてはいない。

「勝利は不可能だと思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「僕たちはここのトレートで多くの順位を失っている、でも、どうなるか見てみよう。昨年のレースは予想をはるかに上回るものだったしね」

「土曜日の予選では、シケインをカットすれば、ハミルトンを0.5秒で上回ってポールポジションを獲得できるかもしれないね!」

F1ベルギーGPで3位でフィニッシュしたマックス・フェルスタッペンは、2位のバルテリ・ボッタスより、4位のダニエル・リカルドとの差の方が近かった。

ルノーF1のストレートスピードは強みとなっており、ダニエル・リカルドはモンツァでマックス・フェルスタッペンにさらに近づいているように見える。

「土曜日は非常に近いかもしれない。先週末のスパ・フランコルシャンでのように、ルノーは近くにいると思う」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

「通常、僕たちはレースの方が速いけど、彼らがそこにいてくれた方が好ましいね。ファンにとってもう少しエキサイティングで楽しいものになるだろう。でも、ルノーのことは心配していない。振り返ることはない。メルセデスに目を向ている」

ドライバーズ選手権で、マックス・フェルスタッペンは首位のルイス・ハミルトンから47ポイント差の2位につけているが、ヘルムート・マルコはまだタイトル争いは終わっていないと語っている。

クリスチャン・ホーナーも同様の見解を語っているが、マックス・フェルスタッペンはそれほど確信は持っていない。

「彼らはスタッフにモチベーションを与え、楽観主義を維持するためにそうしている。僕も諦めてはいないけど、現実的でなければならない」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「純粋なスピードで勝つことはできない。勝利のためには運が必要だ。僕たちは進歩を遂げているけど、他のチームも止まっているわけではない」

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