マックス・フェルスタッペン、ペース不足は「フロントウイングの破損」 / レッドブル・ホンダF1 オーストリアGP初日
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGP初日のフリー走行でメルセデスF1と大きな差がついたのは、フロントウイングが破損したことで速いラップを刻めなかったからだと説明した。

プレシーズンテストで強力なパフォーマンスを見せていたレッドブル・ホンダF1は、今年のタイトル争いでメルセデスF1を最も苦しめることになると期待がかけられた。

しかし、新シーズンの初戦となったF1オーストリアGPの金曜フリー走行ではマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの両方に際立ったペースは見られなかった。

F1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは両方のセッションでトップタイムを記録し、メルセデスF1としても1-2体制で初日を終えた。一方、マックス・フェルスタッペンは0.991秒差の8番手と出遅れた感が否めない。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、FP2での予選シミュレーションでフロントウイングを破損させたことでそのような差がついたと説明する。

「良い一日だったと思う」とマックス・フェルスタッペンはSky Sports に語った。

「最速のラップでフロントウィングを壊してしまったので、ラップタイムは何も表していない」

「でも、僕たちは自信を持っていると思う。常にもっと上手くできることはあるが、全体としては良い日だと思う。明日も楽しみだ」

レッドブル・ホンダF1は、どちらのドライバーもスピンを喫した。FP2のターン1でスピンしたアレクサンダー・アルボンは午後のセッションを13番手で終えている。

スピンした原因について質問されたアレクサンダー・アルボンは「プッシュしていただけだ」とコメント。

「もちろん、レースランではマシンはちょっと横着になる。ちょっとプッシュして、オーバーステアが生じてしまった」

「僕たちは何に取り組みたいかをわかっている。マシンにはショートランとロングランで対処しなければならないことをわかっている明確なエリアがある。全員が異なるエンジンモードで走行していた。明日様子を見てみるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1オーストラリアGP