マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1との初年度は2020年の良い基盤」
マックス・フェルスタッペンは、2019年のF1世界選手権でメルセデスの2人のドライバーに次いでドライバーズランキング3位でシーズンを終了。来シーズン、開幕戦からレッドブル・ホンダがすぐにパフォーマンスを発揮できれば、メルセデスに挑戦できると感じている。
例年、レッドブルはスロースターターであり、シーズン後半に強くなるという傾向にあるが、2019年もそれはほぼ変わらなかった。マックス・フェルスタッペンは3勝を挙げたものの、最初の勝利は第9戦オーストリアGPまでかかった。そのときまでにメルセデスはすでに8勝を挙げていた。
ホンダF1との初シーズンについてマックス・フェルスタッペンは「非常に有望だったし、良い結果も得られたと思う」とコメント。
「僕にとってより重要なのは信頼性だった。そこは一年を通して非常に強力だったし、エンジン自体の進歩も進んでいる。すべてがうまくいっている」
「メルセデスに非常に近づいている。ホンダF1は全力で仕事をしているし、最後の2つのエンジン仕様で行った改善は大きかった。
「僕が非常にポジティブだと思うのは、僕たちがシーズンを通して目標を持って常に目標と同じ、もしくはそれ以上であったことだ。それは以前にはなかったことだ。良いことだね。ホンダは僕たちが得るものについて常に非常に正直であり、少し良いときさえあった。もちろんそれはさらに良いですことだ！」
「シーズンを通して信頼性があったし、ホンダの問題でリタイアしなかったことは、非常にポジティブなことだと思う。過去には信頼性問題によって多くのポイントを失ってきた。マシンとエンジンの両方でね。僕たちは両方の側面を改善したと思う。最終的にワールドチャンピオンのために戦いたければ、そのようなことでリタイアすることはできない」
「それは良いことだし、来年の基礎になると言える。僕たちはシーズンを通して多くのことを学び、来シーズンに向けてポジティブなスタートを切ることができると確信している」
マックス・フェルスタッペンの2019年のスタッツは、3回の勝利、2回目のポールポジション、合計9回の表彰台、そして3回のファステストラップが含まれている。また、ファン投票によるドライバー・オブ・ザ・デイを7回獲得している。
2020年シーズンへの期待について質問されたマックス・フェルスタッペンは「タイトルを争えることを期待している。それだけだ」とし、レッドブル・ホンダのパッケージはこれまで以上にチャンピオンシップに勝てるマシンに近づいていると語る。
「そうだね、僕たちは来年の計画でそれを目指している。でも、まだ他がどのようなものを出してくるか待ってみる必要がある。でも、僕たちはタイトルを争いたいと思っているし、来年のスタートから競争的であるために全力を尽くしている」
レッドブル・ホンダの2020年のプロジェクトが成功しているかどうかの最初の兆候が、2月19日にスペインのカタルニア・サーキットでスタートするプレシーズンテストでRB16がライバルに対してどのようなパフォーマンスを発揮するかで明らかになる。
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