マックス・フェルスタッペン陣営がヘルムート・マルコと極秘会談 去就巡る憶測続く
マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続くなか、父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルミューレンが、元レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士と会談していたことが明らかになった。

一方で、レッドブル・レーシングはリヤウイング破損問題やFIAとのADUO(追加開発機会)を巡る協議を継続しており、フェルスタッペン自身もチームのファクトリーを訪問するなど、2027年も残留する可能性を示唆する動きも見られている。

フェルスタッペン陣営がマルコと極秘会談
オランダ紙『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレン記者によると、父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルミューレンがアムステルダムでヘルムート・マルコと面会していたという。

ファン・ハーレン記者は会談について次のように報じている。

「そこで何が話し合われたのかは分かっていない」

「フェルスタッペンのF1での将来は大きな注目を集めているが、その点についても現時点では何も明らかになっていない」

また、フェルスタッペン本人もシルバーストンでチームを公然と批判した後、今週レッドブルのミルトンキーンズ本拠地を訪問したことが伝えられている。

2027年残留を示唆する動きも
一方で、フェルスタッペンが2027年もレッドブル・レーシングに所属することを前提としているようにも見える動きがある。

フェルスタッペンのマネジメント会社は、開催日程がまだ正式決定していないにもかかわらず、2027年F1オーストリアGPの「スペシャル・マックス・フェルスタッペン・グランドスタンド」のチケット販売をすでに開始した。

これが直ちに契約継続を意味するものではないものの、少なくとも現時点ではレッドブル残留を想定した活動を続けていることがうかがえる。

レッドブルはリヤウイング問題の調査を継続
レッドブル・レーシングでは、オーストリアGPとイギリスGPで立て続けに発生したリヤウイングのトラブルについて調査を続けている。

チーム代表ローラン・メキースは次のように説明した。

「データを見る限り、リヤウイングが完全に折れたわけではないことは確認できている」

「オーストリアとは異なる問題だと言えるだけだが、それで状況が良くなるわけではない」

さらにFIAも、繰り返しトラブルが発生したレッドブルの独創的なリヤウイング設計について詳細な調査を進めていると報じられている。

ADUOを巡るFIAとの協議も継続
レッドブル・レーシングは現在、FIAが実施したADUO評価についても協議を続けている。

現行の評価では、レッドブル・フォード製パワーユニットの内燃機関(ICE)が最も高性能と判定され、追加開発の対象外となっている。

メキース代表は進展について次のように語った。

「現在もFIAとデータをやり取りしている」

「評価方法や考え方の違いについて再び議論することができている。今週もレースウイーク以外で会議を予定しており、双方が同じデータを見ながら検討できる機会になる」

ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)

ハジャーも同じ課題を認識
メキース代表は、フェルスタッペンだけがRB22の問題を訴えているとの見方も否定した。

「アイザック・ハジャーもバランス面で同じ制約を感じている」

「一方のドライバーがAと言い、もう一方がBと言っている状況ではない。同じ問題を説明している」

そして笑顔でこう付け加えた。

「ただ、その表現の仕方が違うだけだ」

マクラーレン移籍説は依然くすぶる
フェルスタッペンが最終的にレッドブルを離れる場合、有力候補として引き続きマクラーレンの名前が挙がっている。

ただし、その実現にはオスカー・ピアストリの契約問題が大きく関係するとみられ、オーストラリア人ドライバーが現契約から離脱する方法を模索しているとの報道も続いている。

フェルスタッペンの将来を巡る動きは依然として不透明だが、管理チームによるマルコとの会談、レッドブルとの継続的な協議、そして2027年を見据えたマーケティング活動など、残留と移籍の両方をうかがわせる材料が交錯する状況となっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング