ストフェル・バンドーン F1 マクラーレン・ホンダ
ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

前戦F1モナコGPでは、初のQ3進出を果たし、レースでもリタイアするまでポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンは、マクラーレンのシャシーは前進を果たしていると語る。

「モナコでは、チーム全員にいろいろなことが起きた」とストフェル・バンドーンは振り返る。

「マシンの感触は本当に良く、限界までプッシュできるパッケージだと感じたし、チームへポイントを持ち帰れるかもしれないと思っていただけに、リタイアは残念だった。チームが毎戦ハードワークをして作り上げてくれたアップグレードによって、シャシーは明らかに進歩している。だから、コース特性の異なるカナダでそれがどうなるか楽しみだ」

「ここでレースをした経験がなく、僕にとっては未知のサーキットだけど、シミュレーターでかなりの量を走り込んだ。厳しいコースで、多くの人が“ドライバーズ・サーキット”という理由が分かったような気がする。やらなければいけないことが多く、忙しいサーキットなので高い集中力が要求される。“ウォール・オブ・チャンピオンズ”はそれを象徴するようなコーナーだ。レースに向けた準備やセットアップなどは、モナコと対極だが、こういった特性のサーキットを実際にドライブできることに興奮している」

「レースはブレーキ、エンジン、そしてドライバーに厳しいものになると思うし、セーフティカーの出動もあり得るので、戦略とセットアップについてもよく考える必要がある。フェルナンドはここでの経験が豊富なドライバーなので、チームに帰ってきてくれるのは、僕にとってもいいことだと思っている。簡単なグランプリではないけど、モナコと違ってオーバーテイクのチャンスが多いので、混乱が起きればチャンスが増えると思う」

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