ヤマハ MotoGP クアルタラロとリンスの2026年限りの離脱を正式発表

クアルタラロは2027年からホンダへ移籍する見通しで、正式発表も間近とみられている。一方、リンスはすでに今季限りでヤマハを離れる意向を明かしており、後任には小椋藍の起用が有力視されている。
8年間にわたるクアルタラロとヤマハの歩み
クアルタラロは2019年にペトロナスSRTからヤマハ機でMotoGPデビューを果たし、2021年にファクトリーチームへ昇格。同年にはヤマハに悲願のMotoGPタイトルをもたらした。
ヤマハでは通算11勝、32回の表彰台を獲得。しかし近年はマシン競争力の低下が続き、両者の関係には次第に緊張感が生まれていた。
ヤマハのマネージングディレクターを務めるパオロ・パヴェジオは、クアルタラロの功績を次のように称えた。
「ファビオとアレックスはともにヤマハのMotoGPプロジェクトで重要な役割を果たしてくれた。長年にわたる努力、献身、そして協力に心から感謝している」
「ファビオとヤマハの歩みは8年間に及ぶ。その間、私たちは大きな成功も困難な時期もともに経験してきた」
「ともに成長し、歴史を築く数々の成果を祝福し、困難を乗り越えることで関係はさらに強くなった」
「結果だけではなく、その歩みこそが私たちの関係を象徴している。そしてファビオはこれからもヤマハMotoGPの真のレジェンドであり続ける」
リンスにも感謝 「開発で重要な役割」
リンスは2024年にヤマハへ加入したものの、スズキやホンダ時代のような優勝争いには加われず、苦戦が続いた。
それでもパヴェジオは、その貢献を高く評価している。
「2024年に加入して以来、アレックスは豊富な経験と貴重な知見、そして揺るぎない献身をもたらしてくれた。YZR-M1プロジェクトの開発でも重要な役割を果たした」
「長年ともに戦ってきた仲間との別れは決して簡単ではない。しかしシーズン終了までチーム一丸となって最高の結果を目指していくことに変わりはない」
なお、リンスは2027年のMotoGPグリッドに残る可能性は低いとみられている。
2027年は小椋藍とホルヘ・マルティン体制が濃厚
ヤマハは2027年からの新体制として、小椋藍とホルヘ・マルティンをファクトリーチームのライダーとして起用する見通しだ。
クアルタラロのホンダ移籍、小椋のファクトリー昇格、そしてマルティン加入という大型人事が実現すれば、2027年シーズンのMotoGP勢力図は大きく塗り替えられることになりそうだ。
カテゴリー: F1 / MotoGP
