マクラーレンF1首脳 フェルスタッペン獲得を否定せず「もちろん興味はある」
マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、マックス・フェルスタッペンが将来的にチームへ加入する可能性について、完全には否定しなかった。

今週、英『Daily Mail』は、フェルスタッペンのマネジメントとブラウンの間で予備的な話し合いが行われたと報じた。レッドブルとの契約は2028年末まで残されているものの、2027年シーズンに向けたパフォーマンス条項が存在するとされ、移籍の憶測が広がっている。

ブラウン「特別な事情があればもちろん興味はある」
フェルスタッペンは現在ドライバーズランキング6位。契約には、8月のサマーブレイク時点でランキング2位以内に入れなければ、2027年に他チームへ移籍できる条項が含まれているとみられている。

オーストリアGP決勝前、Sky Sports F1のテッド・クラビッツから「フェルスタッペン獲得に興味はあるか」と問われたブラウンは、まず現ドライバーへの信頼を強調した。

「ランド(ノリス)やオスカー(ピアストリ)が他へ行くことには、とても驚くだろう。2人ともここで非常に満足している。もちろん契約もあるが、それ以上に私たちは彼らに満足しているし、彼らもここで幸せなんだ」

その一方で、可能性を完全には否定しなかった。

「もし何か奇妙な理由で、誰かがお風呂から出る時にバナナの皮で滑るようなことが起きたら、その時はもちろんだ。マックスは4度のワールドチャンピオンだからね」

現在のマクラーレンは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両ドライバーと長期契約を結んでいる。

それでも、一部ではフェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、その代わりにピアストリがレッドブルへ移るというシート交換案まで取り沙汰されている。

ザク・ブラウン(マクラーレン)

メキース「マックスはチームを信頼している」
一方、レッドブルのローラン・メキース代表も、ホームレースのオーストリアGPを前にフェルスタッペンの去就について質問を受けた。

メキースは「マックスは速いマシンを望んでいるし、それは以前から変わらない。そして、短期的にも長期的にもチームが成功を取り戻すために全力を尽くしていると完全に信頼してくれている」と語った。

さらに「重要なのはコース上での結果だけだ。結果がすぐに改善することを願っている」と続けた。

また、フェルスタッペンとの関係についても、次のように説明した。

「以前の記者会見でも言ったが、毎週マックスに『残るのか』と聞いているわけではない。マックス自身がチームに残りたいという意思を明確に示している」

「もちろん、彼がチームに満足するためには速いマシンが必要だ。しかし彼は私たちとともに開発を進め、正しい方向性を見つけるために協力してくれている。今回のFP1でも数多くのテストや比較を行い、あらゆる可能性を探っていた」

「私たちにとって去就は話題ではない。今の課題は、マシンを本来あるべき競争力へ戻すことだけだ」

フェルスタッペンを巡る移籍報道は依然として続いているが、ブラウンは現ラインアップへの満足を強調しつつも、F1を代表する王者の獲得可能性を完全には否定しなかった。一方のレッドブルは、フェルスタッペンがチームを信頼し、開発にも積極的に関わっていると説明しており、現時点ではマシンの競争力回復が最優先課題だとしている。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / マックス・フェルスタッペン