ホンダF1 イギリスGP展望 折原伸太郎「エネルギーマネジメントが重要課題」
ホンダは2026年F1第9戦イギリスGPで、AMR Technology CampusとHRC UKの両拠点に近いシルバーストン・サーキットで迎える特別な一戦に臨む。

2026年シーズン第9戦イギリスGPは7月3日(金)に開幕。スプリントフォーマットで開催され、初日にフリー走行1回目(FP1)とスプリント予選、2日目にスプリントと公式予選、最終日の7月5日(日)に決勝レースが行われる。

ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、ホンダにとって特別な一戦となるシルバーストンでの挑戦に向け、エネルギーマネジメントと変わりやすい天候への対応が重要になるとの見解を示した。

シルバーストンはホンダにとって特別なグランプリ
シルバーストンは、アストンマーティンの本拠地であるAMR Technology Campusと、HRC UKの拠点からほど近い場所に位置している。そのため、多くの関係者や家族が訪れるホームレースのような意味合いを持つイベントとなる。

折原伸太郎は、その特別な雰囲気について次のように語った。

「今週末レースが行われるシルバーストンは、AMR Technology CampusとHRC UKの両拠点に近い場所に位置しています。週末には数多くのファンはもちろん、同僚や家族もサーキットを訪れるなど我々にとって特別なグランプリです」

鍵はエネルギーマネジメントとスロットル制御
シルバーストンは鈴鹿サーキットと同様に、高速コーナーと中速コーナーが連続するレイアウトを持つ。そのため、パワーユニットにとってはエネルギーマネジメントがパフォーマンスを左右する重要な要素となる。

ホンダは事前にアストンマーティンとシミュレーターで検証を重ねてきたが、実際の路面状況やマシン挙動は走行して初めて確認できる部分も少なくないという。

「コースは鈴鹿に似た特徴を持っており、複合的な高速と中速コーナーが特徴です。パワーユニットの観点では、エネルギーマネジメントが重要なテーマです。特にドライバーのスロットル開度について、Aston Martin Aramco Formula One Teamとシミュレーターでの事前テストを実施して臨んでいますが、プラクティスでサーキットを実際に走行して初めて把握できる領域も残ります。これらを重点的に確認するところから週末が始まります」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

変わりやすい英国の天候にも備え
シルバーストンは天候の急変でも知られるサーキットだ。現時点では雨の予報は出ていないものの、ホンダはウェットコンディションや低グリップ路面も想定した準備を進めている。

MGU-Kのエネルギーデプロイメントやドライバビリティについても事前に対策を講じ、あらゆるコンディションに対応できる体制で週末に臨む考えだ。

折原伸太郎は次のように締めくくった。

「また、イギリスらしく天候が変わりやすいこともシルバーストンの特徴です。現時点では雨の予報は出ていませんが、いつ天候が変化しても対応できるよう準備をしています。雨天やグリップが低いコンディションを想定し、MGU-Kのデプロイメントやドライバビリティについても十分な準備を整えて週末に臨みます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1イギリスGP / アストンマーティンF1チーム