2021年 F1トルコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~20位)
2021年 F1世界選手権 第16戦 F1トルコGPの決勝で11位~20位だったドライバーのコメント。

11位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「ポイントまであと1周だったし、本当にフラストレーションを感じている。昨日の予選の結果として、後方からスタートしたけど、レースは悪くなかった」

「ベストを尽くしたけど、残念ながら、それだけでは十分ではなかった。最小のマージンだったし、わずか1秒だった。過去数レースはペースが良かったので、オースティンでの次のレースでポイントに戻ることに集中するとしよう」

12位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「良いレースだったけど、結局何も得られなかった。コンディションはまあまあだったし、レースを通して非常に一貫していて、ある程度のペースがあった。それでも、タイヤに苦労している人がいても、最後まで、追い抜くのは非常に困難だった。本当にポイントに近づいたけど、周回数が足りなかった」

13位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「レース中の4周ぐらいは良いペースだったと思うけど、残りは厳しかった。序盤はフロントのグリップ不足に苦戦していたので、他のクルマとの距離を縮めるのは本当に難しかったし、新品タイヤに交換ためにピットインした。その後、初めはリアのグリップがあまりなくて苦しかったけど、しばらくしたら良くなった。そのスティントの4周ぐらいは良いラップだったし、望んでいるようにプッシュできる感じがした。レース全体を通してはそこがポジティブだった。これからどんどん良くなるかもしれないと思ったし、ちょっと興奮したけど、それが続いたのも4周だけだった。それからリアのグリップがまた落ちていったし、最後の10周はちょっと痛かったし、とどまるのがやっとだった。当然ながら、僕たちはポイント争いをしているし、あの戦略しかなかったけど、本当に予測不可能だった。1セットだけで長く走り、レースを走り切った人がいるのも分っているけど、最後に自分のタイヤを見れば、もう壊れかけていた。残念ながら、強いレースではなかったけど、私たちはそれを分析していく。ポジティブな面として、もうすぐブリスケットをたくさん食べられることだ。幸せな気分になる。待ってろ、オースティン!」

14位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です。序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました。今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」

15位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「今日は楽なレースではなかった。最初の10周くらいはかなりいい感じだったけど、ドライラインでインターミディエイトタイヤが摩耗し始めると、ますます難しくなった。ドライラインが現れていても、雲に覆われていて、気温もスリックタイヤに切り替えるまで上がらないとても独特なコンディションだった。期待したペースではなかったけど、誰もが管理するのが非常に難しったし、今日から学べることがあるのは間違いないい」

16位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日は非常にトリッキーなコンディションで、非常に滑りやすかった。残念ながら、2回の衝突があり、それがレースにダメージを与えた。ピエール(ガスリー)は、コーナーに向けてサンドイッチの中にいて、僕のマシンのリアにぶつかった。そして、ターン4でぶつかってしまったミック(シューマッハ)には申し訳なく思う。オーバーテイクしに行ったけど、ウエットコンディションで周りのみんなを見るのは非常に困難だった。今日は運が悪かったし、素晴らしいスタートポジションを生かすことができなかったのは残念だ。それでも、僕たちはチームとして今日もポイントを獲得しているし、運が変わることを願ってオースティンに向かう」

17位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「オープニングラップでスピンしてレースは仕切り直しになったし、それ以降、失ったポジションを取り戻すには離れ過ぎていた。ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンのハースF1の2台をパスするのにかなりの時間がかかった。でも、僕にとっては完全なウエットでのグランプリは初めてで、良い経験になった。もちろん、望んでいた結果ではないけど、ペースは良かった。失ったタイムを取り戻そうとしたけど、このようなコンディションでは、どれくらいプッシュできるかかなり慎重にならないといけない。それも学習の一部だし、今日もポジティブなはあった。でも、ポジティブな結果にならなかったのはフラストレーションを感じる」

18位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「今日、ギャンブルはうまくいかなかった。インターミディエイトタイヤに何も残っておらず、路面がまだ湿っていてもドライタイヤが効くのではないかと思ったので、私の中の何かがドライタイヤを試してみるように呼びかけていた。でも、ピットを離れるとすぐにそれが間違った決定であることが分かった。グリップがなく、機能させることができなかった。その瞬間までトップ10に入っていたので、おそらく1~2ポイントを犠牲にしてしまった。路面がどれほどゆっくりと改善していくかには驚いたし、乾かなかったので去年と同じだった」

19位:ミック・シューマッハ(ハース)
「厳しい状況になることは分かっていたけど、リアルなカオスはなかったし、いずれにしろ今日の結果は現実的だったと思う。繰り返しになるけど、僕たちは多くのことを学び、レース開始時に競争力を高める方法を学んだ。それをさらに上手く行う方法を分析する必要がある。全体として、とてもポジティブな週末だった。僕はチャンピオンシップ争いに参加していないので、悲しむ理由はない。だから、今週末から良いことは何でも取り入れて、悪いことは置き去りにして、そこから学んでいく」

20位:ニキータ・マゼピン(ハース)
「昨年以来、レース主催者はドライバーのためにコンディションを改善するために素晴らしい仕事をしてきた。僕としては、週末中ずっとここにいることは純粋な喜びだった。クリーンなレースができたし、最初のラップでトラブルを避け、可能な限りベストを尽くした。残念ながら、トラックが実際に乾くことはなかったという点で、今日のコンディションは非常に奇妙だった。インターミディエイトタイヤがスリック状態になって良いタイムを出せるようになるまでに時間がかかるとは予想してなかった。このようなコンディションは貴重だ。ドライブが難しいだけでなく、非常に有意義だ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1トルコGP / F1ドライバー