トヨタ、WEC第5戦サンパウロで初ポールポジション獲得!
トヨタ・レーシングは、WEC(世界耐久選手権)第5戦となる6時間レースの行われるサンパウロ・インテルラゴスサーキットで、アレックス・ブルツの見事なタイムアタックにより、初のポールポジションを獲得した。
TS030 HYBRIDは、参戦わずか3レース目にもかかわらず、ニコラス・ラピエールとペアを組むアレックス・ブルツがライバルのアウディR18 Ultraに対して0.784秒の差を付けて公式予選をリード、明日の決勝レースに最高位からスタートする。
公式予選でトヨタ・レーシングは、セッション終了6分前まで待機する作戦をとった。しかし、アレックス・ブルツは最初のアタックラップで最速タイムを記録し、さらに2周目にそのタイムを上回るタイムを叩き出した。
今日の予選結果はハイブリッド・パワートレインの開発に於いて画期的な出来事として記憶されるだろう。国際的ビッグレースにおいて、スーパーキャパシタを搭載したハイブリッド・パワーのレーシングカーがポールポジションを獲得したからだ。
トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)のスーパーキャパシタはインテルラゴス・サーキットの5か所のブレーキングゾーンでエネルギーを蓄積し、その強烈なパワーを周回後半で発揮した。
今日、チームは午前中に行われた1時間の公式練習3回目でTS030 HYBRIDを最高のセットアップに持って行くことが出来た。ニコラス・ラピエールがセッションの最初にステアリングを握り、残り15分でアレックス・ブルツに交替した。
混雑するインテルラゴス・サーキットにもかかわらず、アレックス・ブルツは公式練習で午後の予選に向けての準備を行い、公式予選の最後に強烈な1周を走って見せた。
明日15日(土)は午前8時から20分間のウォームアップが行われ、正午に6時間レースへのスタートが切られる。
アレックス・ブルツ:
予選は最高だった。午前中の公式練習3回目では、TS030 HYBRIDはかなり神経質な動きだったので、厳しい戦いを予想していたが、公式予選前に理想的なセットアップが見つかった。チームの素晴しい働きで、非常に速いクルマに仕上がった。ハイブリッドシステムは本当に凄い。コーナーを立ち上がる時には、まるで蹴り出されるようだ。明日の決勝レースは6時間の長い戦いとなるが、ポールポジションを獲得出来たことは最高の気分だ。
木下美明 トヨタ・レーシング チーム代表:
最高の予選結果を得られた。トヨタ・レーシングの初ポールポジション獲得を支えてくれた全員におめでとうと言いたい。我々にとってわずか3戦目となるレースの予選でライバルに大きなギャップを付けてポールポジションを獲得出来たことは、まさしく最高の偉業だと言える。チームは見事な作戦を執り、アレックス・ブルツは最高の走りをしてくれた。タイミングスクリーンの一番上にトヨタが表示されるのを見ながら、チェッカーフラッグを受けるのは最高に誇れる瞬間だった。しかし、あくまで予選は予選。明日は長い決勝レースが待っている。今日のパフォーマンスを保って表彰台の中央に登れるように集中してレースを戦いたい。
カテゴリー: F1 / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)
TS030 HYBRIDは、参戦わずか3レース目にもかかわらず、ニコラス・ラピエールとペアを組むアレックス・ブルツがライバルのアウディR18 Ultraに対して0.784秒の差を付けて公式予選をリード、明日の決勝レースに最高位からスタートする。
公式予選でトヨタ・レーシングは、セッション終了6分前まで待機する作戦をとった。しかし、アレックス・ブルツは最初のアタックラップで最速タイムを記録し、さらに2周目にそのタイムを上回るタイムを叩き出した。
今日の予選結果はハイブリッド・パワートレインの開発に於いて画期的な出来事として記憶されるだろう。国際的ビッグレースにおいて、スーパーキャパシタを搭載したハイブリッド・パワーのレーシングカーがポールポジションを獲得したからだ。
トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)のスーパーキャパシタはインテルラゴス・サーキットの5か所のブレーキングゾーンでエネルギーを蓄積し、その強烈なパワーを周回後半で発揮した。
今日、チームは午前中に行われた1時間の公式練習3回目でTS030 HYBRIDを最高のセットアップに持って行くことが出来た。ニコラス・ラピエールがセッションの最初にステアリングを握り、残り15分でアレックス・ブルツに交替した。
混雑するインテルラゴス・サーキットにもかかわらず、アレックス・ブルツは公式練習で午後の予選に向けての準備を行い、公式予選の最後に強烈な1周を走って見せた。
明日15日(土)は午前8時から20分間のウォームアップが行われ、正午に6時間レースへのスタートが切られる。
アレックス・ブルツ:
予選は最高だった。午前中の公式練習3回目では、TS030 HYBRIDはかなり神経質な動きだったので、厳しい戦いを予想していたが、公式予選前に理想的なセットアップが見つかった。チームの素晴しい働きで、非常に速いクルマに仕上がった。ハイブリッドシステムは本当に凄い。コーナーを立ち上がる時には、まるで蹴り出されるようだ。明日の決勝レースは6時間の長い戦いとなるが、ポールポジションを獲得出来たことは最高の気分だ。
木下美明 トヨタ・レーシング チーム代表:
最高の予選結果を得られた。トヨタ・レーシングの初ポールポジション獲得を支えてくれた全員におめでとうと言いたい。我々にとってわずか3戦目となるレースの予選でライバルに大きなギャップを付けてポールポジションを獲得出来たことは、まさしく最高の偉業だと言える。チームは見事な作戦を執り、アレックス・ブルツは最高の走りをしてくれた。タイミングスクリーンの一番上にトヨタが表示されるのを見ながら、チェッカーフラッグを受けるのは最高に誇れる瞬間だった。しかし、あくまで予選は予選。明日は長い決勝レースが待っている。今日のパフォーマンスを保って表彰台の中央に登れるように集中してレースを戦いたい。
カテゴリー: F1 / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)