【ル・マン24時間】 トヨタ:小林可夢偉#7号車が首位快走 / 6時間経過
ル・マン24時間レースはレースの4分の1を経過。6時間を走り終え、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID#7号車は小林可夢偉の快走により首位を独走。6時間終了時点で2位に約30秒の大差を付けている。#8号車はピットとイエローコーションのタイミングの不運により、3時間を過ぎたところで3位に後退。また、#9号車は、ポルシェ#2号車がトラブルで後退したため、4位へとポジションを上げた。
レースは、6時間が経過、午後9時となったが、緯度の高いフランスではこの時期、午後10時過ぎまで日が落ちず、夕陽の中で激戦が続いている。TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #7号車はマイク・コンウェイから交代した小林がハイペースで周回。後続との差を広げて行った。そして、2位と約45秒差を付け、午後7時半過ぎにステファン・サラザンへとステアリングを託した。
一方、#8号車は、アンソニー・デビッドソンへと交代した直後のスティントで周回遅れに阻まれ、後続に迫られた。さらに、ピットインとスローゾーンのタイミングが悪かったことも重なり、ピットアウト時にポルシェ#1号車の先を許し、3位へ後退。しかし、デビッドソンは、30秒以上に広がった2位との差を、徐々に詰めて、約15秒差3位で中嶋一貴へとドライバーチェンジを行った。その後、長いスローゾーンが発生したことで、予定よりも早めのピットに向かった#8号車は、2位ポルシェとの差を約5秒に詰めることに成功。2位の座を淡々と狙っている。
#9号車は、ホセ・マリア・ロペスへと交代して5位を走行していたが、ポルシェ2号車のトラブルによる後退で4位へポジションアップ。初のル・マン挑戦となるロペスは、好調なペースで首位と同一周回での走行を続け、国本雄資へと交代した。国本も順調に走行していたが、79周目に右ドアが開いてしまうトラブルに見舞われ、緊急ピットイン。1分ほどタイムをロスしたが、4位のポジションを守り走行を続けている。
1,3,4位で健闘するTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID。いよいよレースは夜間走行に突入する。
TS050 HYBRID #7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザン)
4時間経過時点(小林可夢偉): 1位 66周
5時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 83周
6時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 96周
TS050 HYBRID #8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
4時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 3位 66周
5時間経過時点(中嶋一貴): 3位 83周
6時間経過時点(中嶋一貴): 3位 96周
TS050 HYBRID #9号車(ニコラス・ラピエール、国本雄資、ホセ・マリア・ロペス)
4時間経過時点(ホセ・マリア・ロペス): 4位 66周
5時間経過時点(国本雄資): 4位 83周
6時間経過時点(国本雄資): 4位 95周
関連:【動画】 2017年 ル・マン24時間レース 決勝ハイライト
カテゴリー: F1 / トヨタ / ル・マン24時間レース
レースは、6時間が経過、午後9時となったが、緯度の高いフランスではこの時期、午後10時過ぎまで日が落ちず、夕陽の中で激戦が続いている。TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #7号車はマイク・コンウェイから交代した小林がハイペースで周回。後続との差を広げて行った。そして、2位と約45秒差を付け、午後7時半過ぎにステファン・サラザンへとステアリングを託した。
一方、#8号車は、アンソニー・デビッドソンへと交代した直後のスティントで周回遅れに阻まれ、後続に迫られた。さらに、ピットインとスローゾーンのタイミングが悪かったことも重なり、ピットアウト時にポルシェ#1号車の先を許し、3位へ後退。しかし、デビッドソンは、30秒以上に広がった2位との差を、徐々に詰めて、約15秒差3位で中嶋一貴へとドライバーチェンジを行った。その後、長いスローゾーンが発生したことで、予定よりも早めのピットに向かった#8号車は、2位ポルシェとの差を約5秒に詰めることに成功。2位の座を淡々と狙っている。
#9号車は、ホセ・マリア・ロペスへと交代して5位を走行していたが、ポルシェ2号車のトラブルによる後退で4位へポジションアップ。初のル・マン挑戦となるロペスは、好調なペースで首位と同一周回での走行を続け、国本雄資へと交代した。国本も順調に走行していたが、79周目に右ドアが開いてしまうトラブルに見舞われ、緊急ピットイン。1分ほどタイムをロスしたが、4位のポジションを守り走行を続けている。
1,3,4位で健闘するTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID。いよいよレースは夜間走行に突入する。
TS050 HYBRID #7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザン)
4時間経過時点(小林可夢偉): 1位 66周
5時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 83周
6時間経過時点(ステファン・サラザン): 1位 96周
TS050 HYBRID #8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
4時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 3位 66周
5時間経過時点(中嶋一貴): 3位 83周
6時間経過時点(中嶋一貴): 3位 96周
TS050 HYBRID #9号車(ニコラス・ラピエール、国本雄資、ホセ・マリア・ロペス)
4時間経過時点(ホセ・マリア・ロペス): 4位 66周
5時間経過時点(国本雄資): 4位 83周
6時間経過時点(国本雄資): 4位 95周
小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車)
マイク(コンウェイ)から引き継いだ、私が担当するドライビングは上手く行きました。走り出しでは、コース上の混雑やスローゾーンはあまりありませんでしたが、後半には度々遭遇して苦しめられました。とはいえ2位との差を広げることが出来、ここまでは順調です。我々は落ち着いてレースを戦っていますし、TS050 HYBRIDも好調です。良いペースでラップタイムを重ねられていると思います。アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車)
厳しい状況でのドライビングを強いられました。コース上の混雑の中で、まるであらゆる不運なタイミングに見舞われたかのようでした。ベストラップはチームメイトと比べても遜色なかったのですが、悪いタイミングで周回遅れに阻まれてしまったり、運悪く上位を争う車両の中で唯一スローゾーンに引っかかってしまったりで、30秒近くをロスしました。ただ、車両は全く好調なので、何とか巻き返します。ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #9号車)
初めてル・マンの決勝レースを走ることが出来、本当に幸せです。全てが順調で、本当に気持ち良く走れました。とても長いレースで、まだまだ走らなくてはなりませんが、TS050 HYBRIDに乗る次の順番が今から楽しみです。2017 ル・マン24時間 6時間経過時順位(LMP1-Hクラス)
Pos | No | Driver | Team | Car | Lap | Gap |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 7 | 小林可夢偉 マイク・コンウェイ ステファン・サラザン | Toyota Gazoo Racing | Toyota | 96 | |
3 | 1 | ニール・ジャニ アンドレ・ロッテラー ニック・タンディ | Porsche LMP Team | Porsche | 96 | 27.745 |
1 | 8 | 中嶋一貴 セバスチャン・ブエミ アンソニー・デビッドソン | Toyota Gazoo Racing | Toyota | 96 | 31.537 |
4 | 9 | ニコラス・ラピエール 国本雄資 ホセ・マリア・ロペス | Toyota Gazoo Racing | Toyota | 95 | 1周 |
5 | 2 | アール・バンバー ティモ・ベルンハルト ブレンドン・ハートレー | Porsche LMP Team | Porsche | 78 | 18周 |
カテゴリー: F1 / トヨタ / ル・マン24時間レース