トヨタ:F1モナコGP初日
トヨタは、F1モナコGP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが14番手、ティモ・グロックが18番手だった。
ヤルノ・トゥルーリ (14番手)
今日は、セットアップや、クルマの良いバランスを探すなど、通常の作業を行った。今朝は、路面が当然汚れていたので、グリップがあまり得られなかった。フリー走行2回目は、タイヤ、特にタイヤのタレの問題が出たので、これから調べて、解決しなければならない。やらなければならない作業がたくさんあるが、ここモナコではデータを解析し、セットアップの改良に当てられる日が一日多い。明日、休むわけにはいかないだろう。
ティモ・グロック (18番手)
今日は良い日ではなかった。午前のフリー走行では、メカニカルと空力のセットアップを色々と行い、午後のフリー走行2回目は、タイヤの評価に時間をかけた。我々がどの辺りにいるかを、現時点で言うことは難しい。ラップタイムからすると、素晴らしい結果は出せなかったけれど、フリー走行後に判断をすることは常に難しい。今日の午後、少し苦しんだ駆動力を向上させ、タイヤを最大限に生かせるようにしなければならない。簡単ではないが、参考になる情報はたくさんあるから、予選までに良くなると思う。
ディーター・ガス (チーフエンジニア レース&テスト)
クルマに関して大きな技術的なトラブルはなく、多くの周回をこなしたが、慌しいフリー走行だった。フリー走行1回目は、主にセットアップと、今回のレースのために準備した新しいパーツの評価を行い、2回目はタイヤに重点を置いた。ロングランでのタイムの安定性に少し苦労したので、これから調べないといけない。タイムシートについてはあまり気にしていない。何故なら、2回目のフリー走行では、早い段階に、スーパーソフトタイヤで、我々の最速ラップを出したし、モナコでは週末になればなるほど速いラップが出ること分かっている。今夜だけでなく明日もデータを分析し、土曜と日曜にはベストなパッケージで臨みたい。
新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
非常に厳しいモナコGP初日といわざるを得ない。低速コーナーの多い、モナコでは立ち上がりの加速性能が非常に大切だ。しかし午前も午後も、色々なセットアップを試みたが、その加速時のグリップが十分に得られず、終始苦しんだ。その為、タイヤの痛みも大きく、ロングランでもタイムを安定させる事が出来なかった。幸いな事に、普段と異なり明日は走行がなく、予選まで1日の余裕がある。ドイツ・ケルンのファクトリーの仲間と協力して、なんとしても解決策を見つけ出し、モナコでは他のGP以上にグリッドポジションが重要なので、良い予選結果を目指す。
関連:
F1モナコGP フリー走行2回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
F1モナコGP フリー走行1回目:ルーベンス・バリチェロがトップタイム
カテゴリー: F1 / トヨタ
ヤルノ・トゥルーリ (14番手)
今日は、セットアップや、クルマの良いバランスを探すなど、通常の作業を行った。今朝は、路面が当然汚れていたので、グリップがあまり得られなかった。フリー走行2回目は、タイヤ、特にタイヤのタレの問題が出たので、これから調べて、解決しなければならない。やらなければならない作業がたくさんあるが、ここモナコではデータを解析し、セットアップの改良に当てられる日が一日多い。明日、休むわけにはいかないだろう。
ティモ・グロック (18番手)
今日は良い日ではなかった。午前のフリー走行では、メカニカルと空力のセットアップを色々と行い、午後のフリー走行2回目は、タイヤの評価に時間をかけた。我々がどの辺りにいるかを、現時点で言うことは難しい。ラップタイムからすると、素晴らしい結果は出せなかったけれど、フリー走行後に判断をすることは常に難しい。今日の午後、少し苦しんだ駆動力を向上させ、タイヤを最大限に生かせるようにしなければならない。簡単ではないが、参考になる情報はたくさんあるから、予選までに良くなると思う。
ディーター・ガス (チーフエンジニア レース&テスト)
クルマに関して大きな技術的なトラブルはなく、多くの周回をこなしたが、慌しいフリー走行だった。フリー走行1回目は、主にセットアップと、今回のレースのために準備した新しいパーツの評価を行い、2回目はタイヤに重点を置いた。ロングランでのタイムの安定性に少し苦労したので、これから調べないといけない。タイムシートについてはあまり気にしていない。何故なら、2回目のフリー走行では、早い段階に、スーパーソフトタイヤで、我々の最速ラップを出したし、モナコでは週末になればなるほど速いラップが出ること分かっている。今夜だけでなく明日もデータを分析し、土曜と日曜にはベストなパッケージで臨みたい。
新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
非常に厳しいモナコGP初日といわざるを得ない。低速コーナーの多い、モナコでは立ち上がりの加速性能が非常に大切だ。しかし午前も午後も、色々なセットアップを試みたが、その加速時のグリップが十分に得られず、終始苦しんだ。その為、タイヤの痛みも大きく、ロングランでもタイムを安定させる事が出来なかった。幸いな事に、普段と異なり明日は走行がなく、予選まで1日の余裕がある。ドイツ・ケルンのファクトリーの仲間と協力して、なんとしても解決策を見つけ出し、モナコでは他のGP以上にグリッドポジションが重要なので、良い予選結果を目指す。
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カテゴリー: F1 / トヨタ