トヨタ:ティモ・グロックが2位初表彰台(ハンガリーGP)
トヨタは、F1ハンガリーGPで、ティモ・グロックが2位表彰台、ヤルノ・トゥルーリが7位入賞した。
ティモ・グロックが自身初となるF1での2位表彰台を達成した。5番手からスタートしたグロックは、スタートで4位に順位をあげ、その後も着実な走りをみせ、上位のマシンがトラブルで順位を落とす中、見事2位表彰台を獲得。トヨタにとって今シーズン2度目となる表彰台をもたらした。
ヤルノ・トゥルーリも7位入賞し、2ポイントを獲得。このダブル入賞により、トヨタはコンストラクターズ4位を維持した。
ティモ・グロック (2位)
ヤルノ・トゥルーリ (7位)
「今日は我々にとって素晴らしい結果となった。そして、10ポイント獲得できたのは、コンストラクターズ・チャンピオンシップにとっても素晴らしい結果をもたらした。ティモは非常に良い週末を過ごし、この結果に値する仕事をしたから、彼のことはとても嬉しく思っているよ。また予選で問題があったものの、今日の結果は私にとっても良いものとなった。今日は速かったのだけれど、レースを通してトラフィックの中にいない周回は1周しかなかったから、プッシュすることができなかった。2回目のピットストップのあたりで、ルイス・ハミルトンの後ろに付いたので、さらにペースを上げることができなかった。それでも、我々がこのような強さを見せることができて喜ばしいよ。これからもいい状態を保ち、このような良い結果を出し続けて行きたい。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「ティモの初表彰台をヤルノとのダブル入賞で飾ることができ本当にうれしい。抜けないコースでいつもにましてスタートが重要だったが、ティモは1ポジション上げることに成功し、これが最後に2位入賞に繋がった。途中給油装置の不具合があり少しタイムロスをしたがそれをものともせず、ティモは力強い走りで乗り切ってくれた。次は3週間後のバレンシアでのヨーロッパグランプリだが、この間も車の開発を続け、シーズン後半もいいレースが出来る様にする。」
山科忠 TMG会長 兼 チーム代表
「シーズンでベストの結果を祝うのに相応しい言葉を見つけることができないほどだ。公式練習では少し問題があったが、予選の間中、両ドライバーともに限界までプッシュし、状況はどんどん良くなっていた。今日、ティモはファンタスティックなレースをした。彼の車が速いことはすぐに分かったし、第3スティントはほとんど完璧だった。ティモはキミ・ライコネンの追い上げにさらされていたが、彼は第3セクターで非常に速く、キミを抑えることができた。ヤルノも同様に速さを見せて強くプッシュしたが、レースの大半においてトラフィックの中でブロックされ、最後のスティントまでペースを上げることができなかった。今日のパフォーマンスは本当に素晴らかった。チーム全員とファクトリーで働いてくれている全員に感謝を捧げたい。彼らが一生懸命行ってくれた作業に非常に感謝している。そして、次は表彰台の中央を目指すつもりだ。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ティモ・グロック
ティモ・グロックが自身初となるF1での2位表彰台を達成した。5番手からスタートしたグロックは、スタートで4位に順位をあげ、その後も着実な走りをみせ、上位のマシンがトラブルで順位を落とす中、見事2位表彰台を獲得。トヨタにとって今シーズン2度目となる表彰台をもたらした。
ヤルノ・トゥルーリも7位入賞し、2ポイントを獲得。このダブル入賞により、トヨタはコンストラクターズ4位を維持した。
ティモ・グロック (2位)
「
何て素晴らしい気分だろう。フェリペのエンジントラブルが発生して、2位になった時は信じられなかったよ。トヨタでの最初の年にこのような良い結果を得ることができたのはファンタスティックだね。エンジニア、メカニック、そしてファクトリーのみんなを含めたチーム全員に大きな感謝を捧げたい。予選の時から、非常に良いスピードが出せているのは分かっていたし、週末を通して我々には競争力があった。今日は好調なスタートを切れて、第1コーナーで順位を一つ上げることができた。ソフトタイヤを履いた最後のスティントまでは、本当にクルマは調子が良かったし、すべてがうまく行っていた。最後のスティントではかなり手こずってしまい、すぐにキミ・ライコネンが追い上げてきた。しかし昨年ここで開催されたGP2で、とても良いクルマに乗りながらもコース中盤で行き詰ってしまった経験から、ここのコースがどれだけ追い越しにくいかは知っていた。そのため、ミラーに映る彼を見たときに、どんなミスも犯せないのは分かっていた。今日はホッケンハイムの埋め合わせ以上の結果をもたらすことができたと思うが、我々はシーズン終わりまでポイントを獲得し続けなければならない。」ヤルノ・トゥルーリ (7位)
「今日は我々にとって素晴らしい結果となった。そして、10ポイント獲得できたのは、コンストラクターズ・チャンピオンシップにとっても素晴らしい結果をもたらした。ティモは非常に良い週末を過ごし、この結果に値する仕事をしたから、彼のことはとても嬉しく思っているよ。また予選で問題があったものの、今日の結果は私にとっても良いものとなった。今日は速かったのだけれど、レースを通してトラフィックの中にいない周回は1周しかなかったから、プッシュすることができなかった。2回目のピットストップのあたりで、ルイス・ハミルトンの後ろに付いたので、さらにペースを上げることができなかった。それでも、我々がこのような強さを見せることができて喜ばしいよ。これからもいい状態を保ち、このような良い結果を出し続けて行きたい。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「ティモの初表彰台をヤルノとのダブル入賞で飾ることができ本当にうれしい。抜けないコースでいつもにましてスタートが重要だったが、ティモは1ポジション上げることに成功し、これが最後に2位入賞に繋がった。途中給油装置の不具合があり少しタイムロスをしたがそれをものともせず、ティモは力強い走りで乗り切ってくれた。次は3週間後のバレンシアでのヨーロッパグランプリだが、この間も車の開発を続け、シーズン後半もいいレースが出来る様にする。」
山科忠 TMG会長 兼 チーム代表
「シーズンでベストの結果を祝うのに相応しい言葉を見つけることができないほどだ。公式練習では少し問題があったが、予選の間中、両ドライバーともに限界までプッシュし、状況はどんどん良くなっていた。今日、ティモはファンタスティックなレースをした。彼の車が速いことはすぐに分かったし、第3スティントはほとんど完璧だった。ティモはキミ・ライコネンの追い上げにさらされていたが、彼は第3セクターで非常に速く、キミを抑えることができた。ヤルノも同様に速さを見せて強くプッシュしたが、レースの大半においてトラフィックの中でブロックされ、最後のスティントまでペースを上げることができなかった。今日のパフォーマンスは本当に素晴らかった。チーム全員とファクトリーで働いてくれている全員に感謝を捧げたい。彼らが一生懸命行ってくれた作業に非常に感謝している。そして、次は表彰台の中央を目指すつもりだ。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ティモ・グロック