F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1カナダGPの初日の作業を振り返った。

トロロッソ・ホンダは、初日のセッションで多くの周回数を重ねたものの、マシンから競争力を発揮することができず、アレクサンダー・アルボンが14番手、ダニール・クビアトが14番手でセッションを終えた。

ジョナサン・エドルズは、タイヤへの対応が問題としており、やらなければならない作業はたくさんあると語る。

「路面が埃まみれのかなり汚れた状態でスタートしたので、特にサーキットにッフ慣れたアレックスにとってはFP1の最初の走行は周回数を重ねて一貫してビルドアップすることが重要だった」とジョナサン・エドルズはコメント。

「全員にとってグリップレベルは非常に低かったが、我々は他よりも苦労していたようだ。それに対処するために1回目のセッション中にいくつか変更を施した。モントリオールは路面の進化率によってテストを実施するのはかなり難しのでFP1では大きなテストアイテムは計画しておらず、我々はグリップとマシンバランスの調整に大部分の時間を費やした」

「だが、どちらのドライバーもクルマのバランス面だけでなく、全体的なグリップレベルににまったく満足できないままFP1を終えた。FP1で確認できたことに基づいてかなりのセットアップ変更を施してFP2に臨んだ。状況は改善していたが、戦闘力という点では期待しているところにはきていない。まだもう少し見い出せるはずだ。このセッションではクルマは良くなったものの、彼らはまだ全体的なグリップに苦しんでいた。高い路面温度によるオーバーヒートも問題だ。だが、今日は他チームの方が我々よりもうまく管理していたようだ」

「ここではグレイニングが大きな問題になると予想しており、C4とC5で発生していた。クルマにどのような変更を施すべきかを確認するため、まだやらなければならない作業は大量にある」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1