トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1スペインGP 決勝レポート
トロロッソ・ホンダは、F1スペインGPの決勝レースで、ダニール・クビアトが9位、アレクサンダー・アルボンが11位でレースを終えた。
フランツ・トスト (チーム代表)
「レースのスタートポジションはかなり有望だったし、ダニーはユーズドのオプションで9番手からスタートし、アレックスは新品のオプションタイヤで11番手からスタートした。これがうまくいき、両方のドライバー良いスタートを切った」
「アレックスはポジションを上げ、ダニーは維持した。セーフティカーが入るまでクルマは強力なパフォーマンスを発揮していたし、ドライバーは本当に良い仕事をしていたが、ピットウォールとメカニックとの無線コミュニケーションがうまくいかなかったことで全てを失った。ダニールが最初に入ってきたが、メカニックはそれがアレックスだと理解していた。したがって、正しいタイヤが用意されておらず、多くのタイムを失った。結果として我々はいくつかポジションを落とすことになった。レースに最後に1台しかポイント圏内でフィニッシュできたかったのは非常に残念だ。今日の我々はもっと多くのことを達成できたことはわかっている」
ギヨーム・デゾテウス (車両パフォーマンス責任者)
「結果は我々のパッケージのポテンシャルをフルに示してはいない。2台とも第1スティントは強力だったし、ハースの2台についていき、カルロスとの小さなギャップを広げていくことができていた。第2スティントではダニールがすぐにキミをパスすることができたし、プライムタイヤで強力なパフォーマンスを発揮し、マグヌッセンをオーバーテイクした。アレックスはタイヤのバイブレーションが非常に多かったことで少し苦労していたが、前のクルマとのギャップを維持することができていた。セーフティカーが入ったとき、実は2セット目のプライムタイヤに交換することを止め、前のクルマをアタックしようとしていた。非常に良さそうに見えていたが、クルーとの無線コミュニケーションの問題によってピットストップの間にかなりのタイムを失うことになった。セーフティカーのリスタートでダニールはカルロスにポジションを奪われたが、グロージャンを攻撃して9位でフィニッシュし、2ポイントをもたらすことができた。ポジティブな点は、今日の我々が強力なレースペース、優れたタイヤマネジメントを示し、我々がここに持ち込んだ空力アップデートによってパッケージが改善していることを確認できたことだ。懸命にプッシュし続けていくし、次のレースは我々にかなり適しているはずだ」
ダニール・クビアト (9位)
「今日の決勝はいいポジションでレースができていたときもあったが、タイヤ交換のためのピットインをした際にタイヤが用意されておらず、時間をロスしてしまった。急きょ決まったピットインだったし、このようなことは今回のように急な対応を迫られた際には起こり得る。チームとしてこの失敗から学ばなくてはいけないと思う。ピットレーンでの失敗がなければ、7位でレースを終えられたと思う。しかし喜ばしことにポイントを獲得することができた。マシンのパフォーマンスも向上しつつあり僕もいい手応えを感じている。この先のレースではいい結果を得られると信じている」
アレクサンダー・アルボン (11位)
「ポイント獲得圏内まであとわずかという位置だったが、ノーポイントでレースを終えたことが、非常に悔しい一戦となった。しかし、レース中のグロージャンとのバトルはとても楽しかった。僕たちがちょうど同じタイミングで攻めようとした時、接触を避けるために僕が引いたために彼の後方へ回ることになった。ブレーキを踏まなくてはならずターン1への進入のタイミングを逃してしまったけど、もしここで引いていなければオーバーテイクできていたかもしれない。僕のレースはピットストップの失敗により失われてしまったので、なにが起こったか詳しく検証する必要がある。2台ともトップ10入りも可能だった大事な機会を逃してしまった原因となったからだ。とても残念な結果だったけど、僕自身のパフォーマンスには満足しているし、モナコではまたポイント獲得となるよう精一杯戦う」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1スペインGP
フランツ・トスト (チーム代表)
「レースのスタートポジションはかなり有望だったし、ダニーはユーズドのオプションで9番手からスタートし、アレックスは新品のオプションタイヤで11番手からスタートした。これがうまくいき、両方のドライバー良いスタートを切った」
「アレックスはポジションを上げ、ダニーは維持した。セーフティカーが入るまでクルマは強力なパフォーマンスを発揮していたし、ドライバーは本当に良い仕事をしていたが、ピットウォールとメカニックとの無線コミュニケーションがうまくいかなかったことで全てを失った。ダニールが最初に入ってきたが、メカニックはそれがアレックスだと理解していた。したがって、正しいタイヤが用意されておらず、多くのタイムを失った。結果として我々はいくつかポジションを落とすことになった。レースに最後に1台しかポイント圏内でフィニッシュできたかったのは非常に残念だ。今日の我々はもっと多くのことを達成できたことはわかっている」
ギヨーム・デゾテウス (車両パフォーマンス責任者)
「結果は我々のパッケージのポテンシャルをフルに示してはいない。2台とも第1スティントは強力だったし、ハースの2台についていき、カルロスとの小さなギャップを広げていくことができていた。第2スティントではダニールがすぐにキミをパスすることができたし、プライムタイヤで強力なパフォーマンスを発揮し、マグヌッセンをオーバーテイクした。アレックスはタイヤのバイブレーションが非常に多かったことで少し苦労していたが、前のクルマとのギャップを維持することができていた。セーフティカーが入ったとき、実は2セット目のプライムタイヤに交換することを止め、前のクルマをアタックしようとしていた。非常に良さそうに見えていたが、クルーとの無線コミュニケーションの問題によってピットストップの間にかなりのタイムを失うことになった。セーフティカーのリスタートでダニールはカルロスにポジションを奪われたが、グロージャンを攻撃して9位でフィニッシュし、2ポイントをもたらすことができた。ポジティブな点は、今日の我々が強力なレースペース、優れたタイヤマネジメントを示し、我々がここに持ち込んだ空力アップデートによってパッケージが改善していることを確認できたことだ。懸命にプッシュし続けていくし、次のレースは我々にかなり適しているはずだ」
ダニール・クビアト (9位)
「今日の決勝はいいポジションでレースができていたときもあったが、タイヤ交換のためのピットインをした際にタイヤが用意されておらず、時間をロスしてしまった。急きょ決まったピットインだったし、このようなことは今回のように急な対応を迫られた際には起こり得る。チームとしてこの失敗から学ばなくてはいけないと思う。ピットレーンでの失敗がなければ、7位でレースを終えられたと思う。しかし喜ばしことにポイントを獲得することができた。マシンのパフォーマンスも向上しつつあり僕もいい手応えを感じている。この先のレースではいい結果を得られると信じている」
アレクサンダー・アルボン (11位)
「ポイント獲得圏内まであとわずかという位置だったが、ノーポイントでレースを終えたことが、非常に悔しい一戦となった。しかし、レース中のグロージャンとのバトルはとても楽しかった。僕たちがちょうど同じタイミングで攻めようとした時、接触を避けるために僕が引いたために彼の後方へ回ることになった。ブレーキを踏まなくてはならずターン1への進入のタイミングを逃してしまったけど、もしここで引いていなければオーバーテイクできていたかもしれない。僕のレースはピットストップの失敗により失われてしまったので、なにが起こったか詳しく検証する必要がある。2台ともトップ10入りも可能だった大事な機会を逃してしまった原因となったからだ。とても残念な結果だったけど、僕自身のパフォーマンスには満足しているし、モナコではまたポイント獲得となるよう精一杯戦う」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1スペインGP