F1 トロロッソ・ホンダ アゼルバイジャンGP
トロロッソ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1アゼルバイジャンGP初日の作業を振り返った。

ダニール・クビアトはステアリングホイールのトラブルで走行時間を失うが、中盤に復帰すると早々に6番手タイムを記録。だが、そのすぐあとに第7コーナーでオーバーステアによりウォールに接触。マシンは損傷してセッションを終えることになった。

アレクサンダー・アルボンは順調にセッションを進め、8番手タイムでセッションを終えている。

「FP1について報告することはあまりない。ウィリアムズがマンホールの蓋を吸い上げ、クルマに深厚なダメージを負い、残りのサーキットのチェックが必要だったため、セッションはキャンセルされた」とジョナサン・エドルズはコメント。

「そのため、我々は2セッション分のプラクティスをFP2に圧縮する必要があったし、非常に忙しい午後のセッションとなった」

「ここあタイヤへの入力が低いシーズンで最もスームズなトラックだ。そこに非常に汚れて埃っぽい路面が組み合わせられ、路面の改善は非常に高く、フロントタイヤを非常にロックさせやすい状況だった」

「アレックスのクルマは2回目のセッションを通してすべて計画通りに進行し、プログラムを消化することができたが、オプションの後、プライムでの軽い燃料での走行を延長した。アレックスは開始からすぐにバランスにとても満足しており、クルマに大きな変更を施す必要はなかった。ショートランのペースを改善するために懸命に取り組んだが、非常に有望だった。重い燃料での走行に移行し、オプションで走行を開始した後、2回目の赤旗中にプライムに交換した。オプションではグレイニングは大きな問題ではなさそうだったし、プライムもかなり長持ちしていた。2度の赤旗があったので、望んでいたほど多くのロングランはできなかったが、収集した限られたデータからクルマは重い燃料でもうまく機能している」

「ダニールに関してははるかにトリッキーなFP2だった。ベースライン走行で彼は通常よりもステアリングが硬いと感じると報告したので、パワーステアリングを変更することにした。それによって彼は最初の新品タイヤでの走行を逃したことで、一日を新品のオプションタイヤだけで走行した。それは金曜日に最も重要な走行だ。それは週末で最初の本格的な走行となった。彼は非常に素早くスピードを上げ、非常に速そうだったし、6番手に最速のクルマだったが、残念ながら、ターン77への進入でフロントタイヤをロックさせ、出口でクルマのコントロールを失い、ウオールに接触して、赤旗の原因となった。彼は望んでいたほど多くの走行ができなかったが、クルマのバランスとペースを考えれば、残りの週末に関してはポジティブなままだ」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP