F1アゼルバイジャンGP FP2 結果:シャルル・ルクレールがトップタイム
2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目が4月26日(金)にバクー市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にもセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えた。
“スペック2”エンジンを投入したホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが9番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが6番手、アレクサンダー・アルボンが8番手で初日のセッションを終えた。
第4戦の舞台となるのペルシャ語で“風の街”を意味するバクー。舞台となるバクー市街地コースは、序盤と終盤の高速エリアの間に驚くほどトラック幅の狭い市街地エリアが挟まれ、歴史あるエリアと新しいエリアがミックスされている。ピットストレートはレース中に最もスピードが出るエリアでもある。グランドスタンド前の2.1kmのストレートはマシンのパワー差が顕著にあらわれる。
ピレリはF1アゼルバイジャンGPのタイトとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のミディアム、ソフト、ウルトラソフトに相当する。
フリー走行1回目ではウィリアムズのジョージ・ラッセルが、コース上のマンホールの蓋でマシンを破損させるトラブルが発生。安全性のためにセッションは中止となり、大部分のドライバーがインスタレーションラップを終えただけで終了。メルセデスの2台に至ってはコースに出ることなくセッションを終えることになった。
そのため、フリー走行2回目はプログラムを遅れを取り戻すためにプログラムを凝縮させなければならず、珍しくメルセデスを先頭に各マシンがピットレーンに並んだ。現地時間17時、気温18.3℃、路面温度36.2℃のドライコンディションで90分のセッションはスタートした。
各ドライバーがFP1の遅れを取り戻すべく、ブレーキングの限界を探るためにプッシュしていく。メルセデスのルイス・ハミルトンやバルテリ・ボッタスを始め、多くのドライバーがエスケープゾーンに逃れるシーンが見られるなか、開始から15分が経過した頃、ランス・ストロール(レーシングポイント)がターン2クラッシュ。セッションは10分少々の赤旗中断となった。
セッションが折り返し、各チームがロングランを行っている残り25分のところでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがターン7でクラッシュ。前後の左側のサスペンションを大きく破損させ、ブレーキからは炎があがっている。ここで2回目の赤旗中断となる。
残り16分でセッションが再開。十分にプログラムをこなせていないこともあり、各車がピットレーンに並ぶ。
フリー走行2回目のトップタイムはフェラーリのシャルル・ルクレールの1分42秒872。2番手には0.324秒でチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3番手には0.669秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手には0.921秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く。
ホンダは、今回のアゼルバイジャンGPで4台全車にスペック2エンジンを投入。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはステアリングに問題が発生して序盤に走行できず、終盤にはクラッシュによって9周しか走行できなかったが、6番手タイムとなる1分44秒177をマーク。アレクサンダー・アルボンは3周を走行して8番手タイムとなる1分44秒216をマーク。
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、国際映像でエスケープゾーンに逃れるシーンが複数回流れるなどマシンをまだ煮詰めることができておらず、24周の走行でホンダ勢で最下位となる9番手タイムでセッションを終えた。
ウィリアムズのジョージ・ラッセルは、シャシー交換によってセッションに参加できなかった。
F1アゼルバイジャンGP フリー走行3回目は明日27日(土)の19:00~20:00(現地時間 14:00~15:00)のスケジュールで行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP
“スペック2”エンジンを投入したホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが9番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが6番手、アレクサンダー・アルボンが8番手で初日のセッションを終えた。
第4戦の舞台となるのペルシャ語で“風の街”を意味するバクー。舞台となるバクー市街地コースは、序盤と終盤の高速エリアの間に驚くほどトラック幅の狭い市街地エリアが挟まれ、歴史あるエリアと新しいエリアがミックスされている。ピットストレートはレース中に最もスピードが出るエリアでもある。グランドスタンド前の2.1kmのストレートはマシンのパワー差が顕著にあらわれる。
ピレリはF1アゼルバイジャンGPのタイトとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のミディアム、ソフト、ウルトラソフトに相当する。
フリー走行1回目ではウィリアムズのジョージ・ラッセルが、コース上のマンホールの蓋でマシンを破損させるトラブルが発生。安全性のためにセッションは中止となり、大部分のドライバーがインスタレーションラップを終えただけで終了。メルセデスの2台に至ってはコースに出ることなくセッションを終えることになった。
そのため、フリー走行2回目はプログラムを遅れを取り戻すためにプログラムを凝縮させなければならず、珍しくメルセデスを先頭に各マシンがピットレーンに並んだ。現地時間17時、気温18.3℃、路面温度36.2℃のドライコンディションで90分のセッションはスタートした。
各ドライバーがFP1の遅れを取り戻すべく、ブレーキングの限界を探るためにプッシュしていく。メルセデスのルイス・ハミルトンやバルテリ・ボッタスを始め、多くのドライバーがエスケープゾーンに逃れるシーンが見られるなか、開始から15分が経過した頃、ランス・ストロール(レーシングポイント)がターン2クラッシュ。セッションは10分少々の赤旗中断となった。
セッションが折り返し、各チームがロングランを行っている残り25分のところでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがターン7でクラッシュ。前後の左側のサスペンションを大きく破損させ、ブレーキからは炎があがっている。ここで2回目の赤旗中断となる。
残り16分でセッションが再開。十分にプログラムをこなせていないこともあり、各車がピットレーンに並ぶ。
フリー走行2回目のトップタイムはフェラーリのシャルル・ルクレールの1分42秒872。2番手には0.324秒でチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3番手には0.669秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手には0.921秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く。
ホンダは、今回のアゼルバイジャンGPで4台全車にスペック2エンジンを投入。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはステアリングに問題が発生して序盤に走行できず、終盤にはクラッシュによって9周しか走行できなかったが、6番手タイムとなる1分44秒177をマーク。アレクサンダー・アルボンは3周を走行して8番手タイムとなる1分44秒216をマーク。
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、国際映像でエスケープゾーンに逃れるシーンが複数回流れるなどマシンをまだ煮詰めることができておらず、24周の走行でホンダ勢で最下位となる9番手タイムでセッションを終えた。
ウィリアムズのジョージ・ラッセルは、シャシー交換によってセッションに参加できなかった。
F1アゼルバイジャンGP フリー走行3回目は明日27日(土)の19:00~20:00(現地時間 14:00~15:00)のスケジュールで行われる。
2019年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分42秒872 | 28 | |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分43秒196 | 0.324 | 28 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分43秒541 | 0.669 | 31 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分43秒793 | 0.921 | 24 |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分44秒003 | 1.131 | 31 |
6 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分44秒177 | 1.305 | 9 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分44秒183 | 1.311 | 27 |
8 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1分44秒216 | 1.344 | 33 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル | 1分44秒240 | 1.368 | 24 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分44秒295 | 1.423 | 32 |
11 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分44秒901 | 2.029 | 25 |
12 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分45秒366 | 2.494 | 31 |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分45秒436 | 2.564 | 28 |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分45秒482 | 2.610 | 30 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分45秒483 | 2.611 | 15 |
16 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分45秒618 | 2.746 | 31 |
17 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分46秒717 | 3.845 | 24 |
18 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分47秒875 | 5.003 | 8 |
19 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分48秒111 | 5.239 | 27 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | No Time |
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