F1 トロロッソ・ホンダ
スクーデリア・トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、2019年のF1プレシーズンテストでホンダのF1エンジンは“完璧”なパフォーマンスを発揮していたと称賛する。

ホンダのF1パワーユニットでの2年目となる今年、トロロッソは有望なプレシーズンテストを過ごした。アレクサンダー・アルボンが総合6番手、ダニール・クビアトが総合7番手タイムを記録し、STR14は全体で4位となる935周(4352.425km)を走破。パフォーマンスと信頼性の両方で“ベスト・オブ・ザ・レスト”争いを予感させるポテンシャルを示した。

ジョディ・エギントンは、1年前にホンダとの仕事をスタートさせたときよりも優れた状態でスタートを切ることができたと語る。

「ホンダのF1エンジンに関しては冬季テストで完璧だったと言わなければならない。素晴らしかった」とジョディ・エギントンはコメント。

「去年、我々は皆さんもご存じの理由で何基かエンジンを使い果たした。信頼性面で1~2のチャレンジとともにシーズンを開始した」

「だが、その後、ホンダはコース上で大量のパフォーマンスをもたらしたし、実際、我々はシーズンを通してエンジンを開発していくことに決めた。開発目的でパワーユニットのエレメントを交換しなければならないときもあった」

ジョディ・エギントンは、ホンダの2019年のF1エンジンは走行距離でも示されているように信頼性をさらに高めたと語る。

「昨年も災害というわけではなく、ホンダは懸命に仕事をして開発していたが、昨年のこの時期と比較して我々はさらに良いポジションにいる」とジョディ・エギントンはコメント。

「だが、全体的に今年ここまでの冬に関して言えば、それはすべてのパワーユニットメーカーにとっても同じことだと思う。他の人たちが何をしているのかは詳しくはわからないが、良いステップだ。それは走行距離にも反映されている。全体的にクルマはかなり信頼性が高い」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1