F1ドライバー WhatsAppで議論過熱 新F1レギュレーションに改善案

内燃と電動が同等比率となる新しいハイブリッドレギュレーションのもとで、レース展開や安全面への影響が問題視されており、ドライバー側から具体的な改善案が相次いでいる。
WhatsAppグループで議論が“爆発的に活発化”
元F1ドライバーでありGPDA会長のアレクサンダー・ブルツは、ドライバー間のWhatsAppグループがこれまでにないほど活発になっていると明かした。
このグループは2015年または2016年にブルツ自身が作成したものであり、現在は新レギュレーションを巡る議論で活発化しているという。
「我々が持っているあの有名なWhatsAppグループは、今まさに爆発的に動いている」
「正直に言って、ここまで活発なのは見たことがない。ポッドキャスト収録前ですら動き続けていた」
「そこでは感情、解決策、技術的なアイデア、そしてドライバーの声がきちんと届くようにするための議論が飛び交っている」

新レギュレーションが生む走行上の課題
現在のF1は、歴史上でも特に大きく、かつ賛否の分かれるテクニカルレギュレーションの移行期にある。
内燃エンジンと電動出力が同等となる新たなハイブリッドパワーユニットのもとで、多くのドライバーがレースへの影響に不満を示している。
特にオーバーテイク時には電動エネルギーのブーストが必要となり、その消費によって追い抜いた側がすぐに不利となり、抜かれた側が再び優位に立つ状況が生まれている。
主要ドライバーの反発と事故の影響
マックス・フェルスタッペンは新レギュレーションへの主要な反対者の一人であり、ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソ、シャルル・ルクレールも不満を表明している。
また、日本グランプリで発生したオリバー・ベアマンの事故では、エネルギー回収中で速度が低下していたフランコ・コラピントを避ける動きが背景にあり、安全面での問題も浮き彫りとなった。
これを受け、GPDAディレクターのカルロス・サインツは、同様の事例を防ぐための調整に対するFIAの対応に疑問を呈している。
ドライバー主導で改善策を模索
ブルツはポッドキャスト「リフト・アンド・ロースト」で、現在の議論の内容について説明した。
「そこでは多くのことが飛び交っている。感情や可能な解決策、技術的なアイデア、そしてドライバーの声をどう伝えるかについての議論だ」
過去にもレギュレーション変更に対する不満は存在したが、現在は特に影響力のあるドライバーたちが連携し、状況の改善に向けた行動を模索している。
ドライバー自身の競技環境だけでなく、ファンにとってもより良いレースを実現するための提案が続いている。
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