シトロエン、セバスチャン・ローブのF1転向を否定
シトロエンは、トロ・ロッソ解雇の噂があるセバスチャン・ブルデーの後任として、セバスチャン・ローブが意欲を示したことに対し、声明を発表。今シーズン、セバスチャン・ローブのF1転向を否定した。

トロ・ロッソと同じく、セバスチャン・ローブがWRCで所属するシトロエンのメインスポンサーはレッドブルであり、セバスチャン・ローブは昨年11月にレッドブルのF1マシンをテストしていた。

セバスチャン・ローブは、「F1とラリーのカレンダーが重ならない限り、可能であることは知られていることだ。トロ・ロッソに場所があるなら、手に入れたいね」とコメントしていた。

シトロエン プレスリリース

最近、メディアで流れている噂や推測について、シトロエン・レーシングとセバスチャン・ローブは状況をはっきりさせておきたい。

世界選手権で52勝を挙げ、5度の世界タイトルを手にするなど、史上最も成功を収めたラリードライバーであるセバスチャン・ローブは、シトロエンとともに今シーズン、唯一の目標を頂いている。それはWRCのドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルを防衛することだ。セバスチャン・ローブは今年末までシトロエンと契約しており、2010年の交渉も最終段階にある。

多くの一流スポーツマン同様、セバスチャン・ローブは新鮮な気持ちで挑戦を楽しんでいる。2008年待つにはレッドブルのF1マシン、プジョー908HDi FAPのテストドライブを行った。しかし、F1マシンをドライブしたいという彼の欲望や、パートナーに関連する様々なチャンスがあったとしても、2009年にシトロエンが抱いている目標以上に優先することはないだろう。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / セバスチャン・ブルデー / セバスチャン・ローブ