スクーデリア・トロ・ロッソ F1 アブダビグランプリ
トロ・ロッソが、2017年の最終戦F1アブダビGPを欠場することになるかもしれないと報じられている。

2018年からホンダのパワーユニットを搭載することが決まっているトロ・ロッソだが、最近のレースではルノーのパワーユニットの信頼性不足に苦しめられている。今週末のF1ブラジルGPでも、金曜日を終えた段階でピエール・ガスリーが25グリッド、ブレンドン・ハートレイが10グリッドの降格ペナルティーを受けることが確定している。

特に問題が多発しているのはMGU-H。F1ブラジルGPではブレンドン・ハートレイのクルマが8台目、ピエール・ガスリーのクルマには9台目のMGU-Hが投入されている。

今週末はダニエル・リカルド(レッドブル)も8基目のMGU-Hを搭載するなど、トロ・ロッソ以外のルノー系チームにもMGU-Hが多発しており、Auto Motor und Sport によれば、ルノーにはもうトロ・ロッソ用のMGU-Hのスペアがほとんどない状態になっているという。

レッドブルのモータースポーツアドバイバーのヘルムート・マルコは、このような状況について「トロ・ロッソはまるでクラシックカーのスペアパーツ店のようだ」と皮肉を込めて述べた。

ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、トロ・ロッソに供給するスペアパーツがかなり危機的な状況を迎えていると認める。

「これらのコンポーネントを準備するには長いリードタイムが必要だ。2週間で製造することはできない」

今季はホンダも信頼性問題が多発しているが、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストはルノーとの現状よりも悪化することはないと考えている。

「いずれにせよ、さらに多くの問題を抱えることにはならないだろう。我々は毎週末パワーユニットを交換しているからね」

一方、2018年からルノーのパワーユニットを搭載するマクラーレンのエリック・ブーリエは「ルノーの問題は主に1チームに発生している。我々はそれに関しては心配していない」と語っている。

現在、トロ・ロッソはコンストラクターズ選手権5位につけているが、7位のルノーとは5ポイント差、8位のハースとは6ポイント差を拮抗しており、最終戦アブダビGPを欠場することになれば、大きな痛手となるだろう。

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カテゴリー: トロ・ロッソ | ルノー