エイドリアン・スーティル
エイドリアン・スーティルが、2011年シーズンへの意気込みを語った。

エイドリアン、2011シーズンの開幕まであと1カ月です。今年にむけてどれくらい興奮していますか?
2011年シーズンに純粋に興奮している。去年はドライバーランキングでトップ10に入れなかったので、今シーズンは入れることを期待しているよ! ここ2年間でチームが示した進歩はとても印象的だったし、ここ数週間にファクトリーや風洞で見たものは、今年もそのレートが続いていることを示している。とても満足しているし、自信がある。チームと僕はお互いをとても良く理解しているし、お互いのベストを引き出す方法をわかっている。

今年はこのチームでの5年目のシーズンになります。チームをよく知っていることは最大限にプッシュすることをより楽にしてくれるものですか?
間違いないね。僕にとって、快適に感じているときが良い気分だし、良い気分のときが最高のパフォーマンスを発揮できるときだ。ポジティブな環境のためにより多くのことに応じてきたし、僕たちに何が達成できるかわかているので、フォース・インディアは確かによい環境だ。

去年、チームはほとんどのレースでポイントに挑んでいました。チームが大きな前進を果たし、毎レースで挑戦し、2011年には表彰台さえ狙えると確信していますか?
去年、僕たちは本当に力強くシーズンをスタートしたし、夏休みまではほとんどのレースで予選トップ10にいて、定期的にポイントを獲得していた。でも、そのあとのシーズン後半はちょっとチャレンジングだった。僕たちも開発はしていたけど、他チームの開発レートの方が速かった。それでいくつかポイントを落としてしまった。今年はそれを解決するために懸命に取り組まなければならないし、風洞、トラック作業、ファクトリーでのデザインプロセスの全てをまとめなければならない。少なくとも去年より一段階高い位置でフィニッシュすることを目標にしていたので、一貫性が重要になる。表彰台に関しては、いくつかのレースで交わっていたいね。

今年はKERS、可変リアウイング、Fダクトの禁止などいくつかルール変更があります。それらの導入をどう考えていますか?
ドライバーにとって、コックピットの中はかなり忙しくなるだろう。KERSの起動、可変リアウイング、エンジンセッティングやブレーキバランスといった通常の調整もある。全てを正しい順番でできるようになるには、慣れる必要があるけど、それにはシミュレーターで懸命に作業している。正しいリズムを得られるかが重要だし、そのあとは普通になるだろう。でも、最初の数レースは面白いだろう。観客でさえ、全員がそれに慣れていないからね。

今年はタイヤサプライヤーも新しくなります。ドライバーにとってどれくらいの違いがありますか?
僕たちはラップ毎にタイヤのパフォーマンス、どのようにセットアップを調整する必要があるかについてとても多くの情報を得ている。各コンパウンドは、他とはかなり異なるので、タイヤ戦略が各レースで役割を果たすことになると思う。実際、それを楽しみにしている。ウェアレートはレースをより面白くしてくれるだろう。去年のカナダでのレースが顕著だった。ほぼ全てのドライバーが違ったレース管理をしていたね。

2011年は2人の新しいチームメイトがいます。チームを引っ張ることにさらなるプレッシャーを感じていますか?
いや、僕たち全員がチーム内で平等に扱われているし、言ったような“リード”ドライバーはいない。情報やパーツは共有されているし、僕たち全員、チームが望む結果を達成するために何をする必要があるかを理解している。非常に良い関係だし、とても強力なパートナーシップになると思う。

2011年にチームはどのようなことを成し遂げられると思いますか?
定期的にポイントを獲って、時々は表彰台にチャレンジしている必要がある。僕たちにはそれができると確信している。

関連:
フォース・インディア VJM04 (主要諸元表)

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カテゴリー: F1 / エイドリアン・スーティル / フォース・インディア