SUPER GT:日産、2021年限りでR35型 GT-RでのGT500参戦を終了。2022年シーズンの参戦車両は後日発表
日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ/NISMO)は、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両を2022年シーズンより変更すると発表した。

R35型のNISSAN GT-RをベースとしたGT500仕様車での参戦は、11月28日(日)に富士スピードウェイで開催される2021年シーズン最終戦をもって終了。なお、2022年シーズンの参戦車両については、後日発表する予定としている。

ニスモが設計・開発し、2008年に参戦を開始したGT500仕様のNISSAN GT-Rは、デビューシーズンには9戦7勝を挙げ、14シーズンで通算41回の優勝を飾った。これは、GT500クラスに参戦した車両の中で、歴代最多となる優勝記録*となっている。

参戦シーズン:14シーズン
参戦レース:113戦
ポールポジション:36回
優勝:41回
ドライバーチャンピオン:5回(2008年、2011年、2012年、2014年、2015年)
チームチャンピオン:4回(2011年、2012年、2014年、2015年)
表彰台独占:2回(2014年第3戦オートポリス、2021年第3戦鈴鹿)
*2021年11月17日現在 公式戦のみ

なお、今回の変更は、SUPER GTシリーズ GT500クラスの参戦車両のみが対象となる。GT300クラスに参戦しているFIA GT3仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3については、2022年以降も車両、部品の供給及び技術サポートを継続して実施していく。

また、市販モデルの「NISSAN GT-R」は、今後も生産、販売する。

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カテゴリー: F1 / SUPER GT / 日産