スーパーフォーミュラ | 開幕戦 予選:牧野任祐がポールポジション!
2019年のスーパーフォーミュラ 開幕戦の予選が4月20日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、牧野任祐がポールポジションを獲得。2番手にはアレックス・パロウが続き、ルーキーを起用したTCS NAKAJIMA RACINGがフロントローを独占した。
2019年シーズンのスーパーフォーミュラでは、2014年以降昨年まで5シーズンに渡って用いられてきたシャシー『SF14』に替わる新型シャシー『SF19』がデビュー。
気温20℃、路面温度25℃のドライコンディションで20分の予選Q1セッションがスタート。今年からQ2に進出できるドライバーは14台から12台に変更されている。
Q1は荒れた展開。開始から5分が経過しようとした頃、ルーキーの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がターン1でコースオフしてクラッシュして赤旗中断となる。だが、セッション開始からまもなく今度はアルテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がデグナーでクラッシュし、再び赤旗中断となる。
結果、全ドライバーが新品タイヤに交換してQ2進出を目指すことになる。だが、今度はスピンを喫したハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)が突っ込むかたちでクラッシュ。3度目の赤旗中断となった。
トップ通過はアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)の1分37秒615。2番手にはチームメイトの牧野任祐が続き、トップ6をホンダエンジン勢が占めた。
ノックアウトとなったのはクラッシュした4台に加え、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、トリスタン・シャルパンティエ(REAL RACING)、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)がQ1でノックアウトとなった。
7分間のQ2はインシデントはなく各マシンがスムーズにアタックを実施。トップ通過はQ1に続いてアレックス・パロウで1分36秒346。2番手にも牧野任祐が続いた。3番手の小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)とのトップとの差は0.57秒差がついた。
国本有資(KONDO RACING)、野尻智紀(TEAM MUGEN)、ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S)がQ2でノックアウトとなった。
8台によるポールポジションをかけた7分間のQ3。牧野任祐が1分36秒060を記録してポールポジションを獲得。2番手には0.029秒差でアレックス・パロウが続き、ルーキーを起用したTCS NAKAJIMA RACINGがフロントローを独占した。NAKAJIMA RACINGのポールポジションは9年ぶりとなる。
3番手には山本尚貴、4番手には福住仁嶺とDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が続き、ホンダエンジンが上位2列を独占した。
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ
2019年シーズンのスーパーフォーミュラでは、2014年以降昨年まで5シーズンに渡って用いられてきたシャシー『SF14』に替わる新型シャシー『SF19』がデビュー。
気温20℃、路面温度25℃のドライコンディションで20分の予選Q1セッションがスタート。今年からQ2に進出できるドライバーは14台から12台に変更されている。
Q1は荒れた展開。開始から5分が経過しようとした頃、ルーキーの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がターン1でコースオフしてクラッシュして赤旗中断となる。だが、セッション開始からまもなく今度はアルテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がデグナーでクラッシュし、再び赤旗中断となる。
結果、全ドライバーが新品タイヤに交換してQ2進出を目指すことになる。だが、今度はスピンを喫したハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)が突っ込むかたちでクラッシュ。3度目の赤旗中断となった。
トップ通過はアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)の1分37秒615。2番手にはチームメイトの牧野任祐が続き、トップ6をホンダエンジン勢が占めた。
ノックアウトとなったのはクラッシュした4台に加え、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、トリスタン・シャルパンティエ(REAL RACING)、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)がQ1でノックアウトとなった。
7分間のQ2はインシデントはなく各マシンがスムーズにアタックを実施。トップ通過はQ1に続いてアレックス・パロウで1分36秒346。2番手にも牧野任祐が続いた。3番手の小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)とのトップとの差は0.57秒差がついた。
国本有資(KONDO RACING)、野尻智紀(TEAM MUGEN)、ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S)がQ2でノックアウトとなった。
8台によるポールポジションをかけた7分間のQ3。牧野任祐が1分36秒060を記録してポールポジションを獲得。2番手には0.029秒差でアレックス・パロウが続き、ルーキーを起用したTCS NAKAJIMA RACINGがフロントローを独占した。NAKAJIMA RACINGのポールポジションは9年ぶりとなる。
3番手には山本尚貴、4番手には福住仁嶺とDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が続き、ホンダエンジンが上位2列を独占した。
2019年 スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿 予選結果
Po | No | Driver | Team | Engine | Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 65 | 牧野任祐 | TCS NAKAJIMA RACING | ホンダ | 1分36秒060 |
2 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING | ホンダ | 1分36秒089 |
3 | 1 | 山本尚貴 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | ホンダ | 1分36秒312 |
4 | 5 | 福住仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | ホンダ | 1分36秒388 |
5 | 19 | 関口雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | トヨタ | 1分36秒436 |
6 | 3 | 山下健太 | KONDO RACING | トヨタ | 1分36秒730 |
7 | 20 | 平川亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | トヨタ | 1分36秒824 |
8 | 18 | 小林可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | トヨタ | 1分36秒849 |
9 | 4 | 国本雄資 | KONDO RACING | トヨタ | 1分37秒232 |
10 | 16 | 野尻智紀 | TEAM MUGEN | ホンダ | 1分37秒342 |
11 | 50 | ルーカス・アウアー | B-Max Racing with motopark | ホンダ | 1分37秒562 |
12 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN TEAM TOM'S | トヨタ | 1分37秒930 |
13 | 8 | 大嶋和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | トヨタ | 1分38秒927 |
14 | 38 | 石浦宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING | トヨタ | 1分39秒078 |
15 | 17 | トリスタン・シャルパンティエ | REAL RACING | ホンダ | 1分39秒514 |
16 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN | ホンダ | 1分41秒436 |
17 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | B-Max Racing with motopark | ホンダ | 1分48秒655 |
18 | 36 | 中嶋一貴 | VANTELIN TEAM TOM'S | トヨタ | |
19 | 7 | アルテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | トヨタ | |
20 | 39 | 坪井翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING | トヨタ |
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ