F1シンガポールGP 予選 FACTS & STATS:ラッセルがコースレコード更新
ジョージ・ラッセルがF1シンガポールGPでポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペンのトップ奪取を阻止した。

タイトルを争うオスカー・ピアストリとランド・ノリスは、それぞれ3番手と5番手からスタートする。以下、マリーナベイ市街地サーキットでの予選後に判明した主なデータとトリビアを紹介する。

■ ラッセルは1分29秒158のコースレコードを記録し、キャリア通算7回目のポールポジションを獲得した。このタイムは2018年にルイス・ハミルトンがポールを取って以来、メルセデスにとって初のシンガポールGPポールとなる。

■ ラッセルは今季カナダGPでもポールから勝利しており、過去15回のシンガポールGPのうち10回はポールシッターが優勝している。

■ フェルスタッペンはシンガポールで自身4回目のフロントロウスタートを決めたが、いずれもポールポジションは獲得していない。また、レッドブルのドライバーとして直近3戦連続でマクラーレン勢を上回っている。

■ ドライバーズ選手権リーダーのピアストリにとって、3番手はシンガポールでの自己最高グリッドとなった。

F1シンガポールGPジョージ・ラッセルとマックス・フェルスタッペンがシンガポールでフロントロウからスタート

■ メルセデスのキミ・アントネッリは、キャリア初めて2戦連続でトップ4に入る予選結果を記録。マクラーレンのランド・ノリスは5番手で、2戦連続でトップ4を逃した。

■ フェラーリのルイス・ハミルトンは6番手。シンガポールでトップ5以外からスタートするのは自身初めてとなる。一方、チームメイトのシャルル・ルクレールは今季5度目のハミルトンに対する予選敗北となった。

■ レーシングブルズのアイザック・ハジャーは今季11回目のQ3進出を果たし、8番グリッドからスタートする。

■ ハースのオリバー・ベアマンは9番手でキャリア最高位の予選結果。ハースがシンガポールでトップ10入りしたのは4年連続となる。

■ アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは10番手。これは2018年以来、シンガポールでの自己最低スタート位置となる。

シンガポールグランプリニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)は今季初のQ3進出をわずか0.065秒差で逃した

■ キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは11番手で、今季初のQ3進出をわずか0.065秒差で逃した。

■ リアム・ローソンは2つ順位を繰り上げて12番グリッドからスタート。これはウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツの失格によるものだ。

■ 角田裕毅は当初、シンガポールで自己最低スタート位置タイだったが、ウィリアムズ勢の失格により繰り上がった。

■ キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは、8戦ぶりにチームメイトのヒュルケンベルグに予選で敗れ、14番手からスタートする。

■ アストンマーティンのランス・ストロールは3年連続でQ1敗退となり、15番グリッドからのスタートとなった。

■ アルピーヌのフランコ・コラピントは3戦連続でチームメイトのピエール・ガスリーを予選で上回った。

■ エステバン・オコンは今季の予選対決でハースのベアマンに10対8でリードを許している。

■ アルピーヌは今季4回目のQ1最下位を記録し、シンガポールではガスリーがその不名誉を負った。

■ なお、技術違反により失格となる前、アルボンはサインツとの予選対決を9対9のタイに戻していた。

■ サインツは前戦バクーGPではフロントロウスタートを果たしたが、失格により今戦シンガポールでは最後尾スタートとなる。

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カテゴリー: F1 / F1シンガポールGP